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J-GLOBAL ID:201802221742397288   整理番号:18A1483417

大容量藁と低精子希釈比の組合せを用いた日本ウナギの大規模受精のための精子凍結保存プロトコル【JST・京大機械翻訳】

Sperm cryopreservation protocols for the large-scale fertilization of Japanese eel using a combination of large-volume straws and low sperm dilution ratio
著者 (8件):
資料名:
巻: 496  ページ: 203-210  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0784A  ISSN: 0044-8486  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,日本ウナギ(Anguilla japonica)における大規模受精のための精子凍結保存プロトコルを開発することであり,大容量藁と低精子希釈率の組合せの実現可能性を試験することである。精子凍結保存のために,0.25mlのストローと2.5および5mlのストロー(マクロチューブ)の両方を用いて実験を行った。マクロチューブの冷却速度を3つの内部位置と液体窒素(LN)の表面上の異なる高さで測定した。藁の内部位置間の冷却速度に有意差はなかった。冷却速度は,LNの表面上に2.5および5.0mLの藁を0.5~5.0cmの位置に置くことにより,日本ウナギ精子(6.3°C~8.6°Cmin~1)に対して適切な範囲に調整できた。5.0mLの藁を用いて運動性を低下させることなく,0.25から4.5ml(18倍)までの貯蔵容量のスケールアップに成功した。貯蔵可能な運動性精子の数は,1:1から1:5までの希釈比(精子からエクステンダー,v/v)の範囲で最も高かった。凍結融解精子は新鮮精子より卵に対する運動性精子の割合の有意な減少を示したが,受精率に有意差はなく,凍結保存精子を有する受精卵は孵化後7日目に孵化率または生存率に影響しなかった。分割線形解析を用いて,受精成功を最大にするために,卵当たり10180±3077の運動性精子が必要であることを見出した。2.5および5.0mLの藁に貯蔵した精子は,それぞれ約184,185および331,532の卵を受精できると推定した。さらに,精子品質に及ぼすLNにおける長期貯蔵の影響の研究は,貯蔵期間が2年の貯蔵後でも解凍後の運動率に影響しないことを示した。著者らの結果は,2.5および5.0mLの藁を用いたニホンウナギ精子に対する凍結保存技術が大規模な受精プログラムに使用できることを示している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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生殖器官 

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