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J-GLOBAL ID:201802227272577290   整理番号:18A2236721

植物由来の乳酸菌を用いたビタミンB12強化ザワークラウト(キャベツの漬物)の調製

Determination of Vitamin B12 Content of Sauerkraut (Pickled Cabbage) Products and Plant-Derived Lactic Acid Bacteria
著者 (11件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 293-301  発行年: 2018年11月30日 
JST資料番号: Z0775A  ISSN: 1344-1213  CODEN: NSHKCW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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4種類の市販のザワークラウト(キャベツの漬物)のビタミンB12含量を測定した結果,1種類の製品には湿重量100gあたり0.5μgのビタミンB12が検出されたが,残り3種類の製品には微量にしか含まれていなかった。液体クロマトグラム質量分析によりビタミンB12含量が高かった製品の主要なコリノイド化合物を分析した結果,ヒトで生理活性を示さないシュードビタミンB12であることが判明した。以上の結果から,市販のザワークラウトはビタミンB12の供給源にならないことが示唆された。また,野菜や果物から分離された16種類の乳酸菌のビタミンB12生産量を検討した結果,すべての乳酸菌はビタミンB12不含培地で良い生育を示したが,キャベツ抽出液では8種に留まり,特にLactobacillus plantarum FSCM2-12が最も高いバイオマス量とビタミンB12含量を示した。このL.plantarum FSCM2-12をスターターとしてザワークラウトを調製したところ,キャベツ重量の0.5%(w/w)のL.plantarum FSCM2-12を添加した場合が,最も高いビタミンB12含量を示し,市販品の約3倍の値を示した。(著者抄録)
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  野菜とその加工品 
引用文献 (13件):
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