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J-GLOBAL ID:201802227519499040   整理番号:18A0748071

新品種やまのいも「きたねばり」の品質特性

Quality Properties of the New Breed Yam ‘Kitanebari’
著者 (5件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 87-92  発行年: 2018年03月31日 
JST資料番号: Z0775A  ISSN: 1344-1213  CODEN: NSHKCW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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やまのいもの摩砕物「とろろ」は,特徴的な粘性と気泡性を有することから,製菓,水産練り製品,麺類等の物性改良に応用されている。しかし,本州産のツクネイモやイチョウイモと比較して,ナガイモの「とろろ」は粘性が弱い。両者の中間的な粘性を示す「きたねばり」の品質特性を明らかにした。やまのいもの粘度は,固形分(=100%-水分%)と高い正の相関(P=1.3306×10<sup>-34</sup>,R<sup>2</sup>=0.87429)を示した。単位固形分あたりの粘度を比粘度として粘性の強弱を比較したところ,「きたねばり」はイチョウイモの比粘度に,「ネバリスター」はナガイモの比粘度にそれぞれ近似した。いずれのやまのいももポリフェノール含量に有意な差は見られなかった。しかし,「とろろ」とした直後に褐変しやすい「きたねばり」およびイチョウイモデブ系は,褐変しにくいナガイモおよびイチョウイモ中首系よりも有意にポリフェノールオキシダーゼ活性が高かった(p<0.01)。特に「きたねばり」は,いずれのやまのいもよりも褐変しやすいことが明らかとなった。しかし,アスコルビン酸ナトリウムを添加することで著しく褐変は抑制され,褐変しにくいナガイモと同等の色調を示した。冷凍とろろ等に加工する上ではアスコルビン酸ナトリウム等の添加により褐変を抑制することが可能となった。(著者抄録)
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分類 (4件):
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食品の品質  ,  食品の冷凍・冷蔵  ,  食品添加剤  ,  野菜とその加工品 
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