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J-GLOBAL ID:201802263054519332   整理番号:18A2088538

熱安定性の異なるタンパク質を用いた混合タンパク質フィルムの調製とその性質

Formation of Mixed Protein Films Using Proteins with Different Heat Stabilities
著者 (7件):
資料名:
巻: 65  号: 11  ページ: 508-517  発行年: 2018年11月15日 
JST資料番号: F0895A  ISSN: 1341-027X  CODEN: NSKKEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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熱安定性の異なる2種類の混合タンパク質(熱凝固性タンパク質として市販の乳ホエータンパク質または大豆タンパク質,熱安定性タンパク質としてカゼインナトリウム)およびグリセロールからなる複合型フィルムの調製を試みた。まず,フィルム調製溶液の性質を超音波分光分析の温度依存性測定により解析したところ,カゼインナトリウム添加は熱凝固性タンパク質の初期の変性を促すもののそれに引き続く凝集を抑制する効果を示した。更に,フィルムの数種の物理化学的性質を調べた結果,混合タンパク質フィルムは熱凝固性タンパク質のみからなるフィルムに比べ,強度・伸展性ともにより高く,より親水的な性質を有していた。以上の結果から,カゼインナトリウム添加は,共存する熱凝固性タンパク質および可塑剤である多価アルコールと相乗的に相互作用し,新規なテクスチャーを有するフィルムの創出を誘導することが判った。(著者抄録)
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分類 (2件):
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食品蛋白質  ,  食品製造・加工・保蔵法一般 
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