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J-GLOBAL ID：201802269378280810   整理番号：18A0233824

沿岸域複合生態系によるCO₂吸収効果のモデル解析

著者 (11件)： 茂木博匡 (横浜国大) ,  茂木博匡 (港空研) ,  相馬明郎 (大阪市大 大学院) ,  渋木尚 (みずほ情報総研) ,  豊田健志 (みずほ情報総研) ,  井上智美 (環境研) ,  山野博哉 (環境研) ,  伴野雅之 (港空研) ,  中川康之 (九大) ,  松田裕之 (横浜国大) ,  桑江朝比呂 (港空研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2017  号： 秋季  ページ： 271  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沿岸域の複合的な生態系(マングローブ・海草・干潟・サンゴ礁等)を利用した気候変動対策として,沿岸生態系が有する緩和機能等を定量化し将来予測するためには,数値モデルの利用が最適手法の一つとして考えられる。本研究では,複合生態系を考慮した新たな数値モデルを開発し,現在と将来におけるCO2吸収効果の解析を行った。結果として,大気-生態系間のCO2フラックスでは,全生態系において吸収が卓越し,将来的にその吸収量は更に増加することが確認できた。これは,生態系全体の光合成量が呼吸分解よりも大きいこと,また低濃度DICを含む外洋水の流入に伴うCO2吸収量の増加に主に起因している。(著者抄録)

シソーラス用語： 沿岸帯 ,  二酸化炭素 ,  *生態系 ,  数学モデル ,  *二酸化炭素固定化 ,  マングローブ ,  珊瑚礁 ,  干潟 ,  海洋生物
準シソーラス用語： 海草

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 沿岸域 ,  生態系 ,  CO2 ,  モデル解析