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J-GLOBAL ID：201802271463200455   整理番号：18A2209766

多層カーボンナノチューブへの通電による構造変化と発光のその場TEM観察

In-situ Transmission Electron Microscopy of Structural Changes and Luminescence of a Multiwall Carbon Nanotube by Applying an Electric Current

著者 (3件)： 安坂幸師 (名古屋大学大学院工学研究科) ,  西川耕史 (名古屋大学大学院生(現:トヨタ自動車)) ,  齋藤弥八 (名古屋大学(現:豊田理化学研究所))
資料名： まてりあ  (Materia Japan)
巻： 57  号： 12  ページ： 616(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0163A  ISSN： 1340-2625  CODEN： MTERE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・透過電子顕微鏡(TEM)内でナノ構造体を観察しながら,電流や電圧の変化を測定するその場観察法に光学分光法を組み合わせた方法を,多層カーボンナノチューブ(MWNT)へ適用した例を紹介。
・TEM内でMWNTの両端に電圧を印加して通電し,通電によるMWNTの構造変化やMWNTの層数の変化を観察。
・本法によりMWNTの内部構造を高分解能で観察でき,各層の直径を正確に計測可能。
・通電により層数が5層まで減少した場合に測定した発光スペクトルから,この発光はカーボンナノチューブ各層におけるファン・ホーブ特異点間での光学遷移に由来すると説明。

シソーラス用語： 透過型電子顕微鏡 ,  *電子顕微鏡観察 ,  *多層カーボンナノチューブ ,  電流 ,  電圧 ,  その場観察 ,  *発光スペクトル ,  多層構造 ,  高分解能 ,  内部構造 ,  直径 ,  特異点 ,  電子遷移
準シソーラス用語： van Hove特異点

著者キーワード (3件)： in-situ transmission electron microscopy ,  optical spectroscopy ,  multiwall carbon nanotube

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  顕微鏡法  (BK01040E)

引用文献 (1件)：

• (1) K. Nishikawa, K. Asaka, H. Nakahara and Y. Saito: IOP Conf. Series: Mater. Sci. Eng., 304(2017), 012011.

タイトルに関連する用語 (5件)： 多層カーボンナノチューブ ,  通電 ,  構造変化 ,  その場TEM ,  観察