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J-GLOBAL ID:201802285775850934   整理番号:18A1493697

着色根特性の導入による局所辛味ダイコン「出雲おろち大根」の食品機能性の強化

Enhancement of Food Functionality of a Local Pungent Radish “Izumo Orochi Daikon” ‘Susanoo’ by Introduction of a Colored Root Character
著者 (8件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 356-363(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 2189-0102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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紫と赤色の根の特性を,局所辛味のダイコン「出雲おろち大根」「スサノオ」に導入し,食品機能成分を含むいくつかの特性を評価した。根および葉の表現型,色素組成,イソチオシアネートおよび可溶性固形分含有量,および根における1,1-ジフェニル-2-ピクリルヒドラジル(DPPH)ラジカル捕捉活性を調べた。これらの特性を,紫,赤根およびそれらの親品種の収量選択育種系統間で比較した。M6とM7における個体の1/3は着色せず,着色根特性は「スサノオ」に導入された。赤紫色の紫色根系における主要アントシアニンは,アシル化シアニジン3-ソホロシド-5-グルコシドであり,明紫赤色赤色根系におけるそれらは,それぞれの着色根親品種における主要アントシアニンに対応するペラルゴニジン3-ソホロシド-5-グルコシドであった。紫色と赤色の根系におけるイソチオシアネート含量は,「スサノオ」におけるものとほとんど同じであった。紫色および赤色の根系のDPPHラジカル消去活性は,「スサノオ」のそれよりほぼ2倍高かった。これらの結果は,「スサノオ」における着色根特性の導入によって,食品機能性が強化されたことを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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作物の品種改良  ,  野菜  ,  食品の化学・栄養価  ,  野菜とその加工品 
引用文献 (24件):

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