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J-GLOBAL ID：201802289580572618   整理番号：18A1188248

利用用途に応じた米の特性と選択 (1)

Characteristics and Selection of Suitable Rice Cultivars Depending on Utilizations

著者 (1件)： 大坪研一 (新潟薬科大学応用生命科学部)
資料名： 日本調理科学会誌  (Journal of Cookery Science of Japan)
巻： 51  号： 3  ページ： 180-186(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： Y0637A  ISSN： 1341-1535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・米の食味は品種,産地,栽培方法,貯蔵,精米条件や炊飯条件など米そのものの違いだけでなく,文化や嗜好性,用途や環境によって変動し,高い精度が求められるその評価法。
・食味に影響するのはアミロース含有量だけでなく,アミロペクチンの分子鎖長であるため,難消化性澱粉含有量を加えた測定法の開発と利用。
・最高粘度とブレークダウン値が高いとされる良食味品種の全国的な開発。
・良食味とともに機能性の高い米加工食品の開発。

シソーラス用語： *米 ,  地域 ,  品種差 ,  貯蔵 ,  白米 ,  炊飯 ,  嗜好性 ,  官能検査 ,  アミロース ,  アミロペクチン ,  分子鎖 ,  澱粉 ,  作物育種 ,  *品質特性
準シソーラス用語： 産地 ,  栽培方法 ,  食品貯蔵 ,  精米 ,  食物嗜好性 ,  鎖長 ,  難消化性澱粉 ,  品種開発 ,  加工食品

分類 (1件)： 穀類とその製品一般  (FJ04010T)

引用文献 (14件)：

• 1) 大坪研一 (2016),米デンプンの食文化と機能性,Functional Food, 10, 72-77
• 2) 大坪研一,中村澄子 (2011),米の外観品質・食味研究の最前線-生物的,物理的,科学的手法による米の食味評価-,農業および園芸,86, 641-651
• 3) Juliano, B. O. (1971), A simplified assay for milled-rice amylose, Cereal Sci. Today, 16, 334-340
• 4) 稲津脩 (1988),北海道産米の食味向上による品質改善に関する研究,北海道立農試報,66, 1-89
• 5) 朝岡正子,新谷宏高,重松利典,大柴正之,井ノ内直良 (1994),新形質米胚乳澱粉の性質-巨大胚米,香り米,高アミロース米,低アミロース米,大粒米について-,日本食品工業学会誌,41, 413-418

タイトルに関連する用語 (2件)： 用途 ,  米