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J-GLOBAL ID：201802292062327234   整理番号：18A0315559

蛍光X線ホログラフィーによるTi-NbならびにTi-20V二元系合金中のβ安定化元素近傍局所構造解析

Analysis of Local Structure Near β-stabilizing Elements in Ti-Nb and Ti-V Binary Alloys by using X-ray Fluorescence Holography

著者 (2件)： 山本篤史郎 (宇都宮大 大学院工学研究科) ,  林好一 (名古屋工大 大学院工学研究科)
資料名： チタン  (Titanium Japan)
巻： 66  号： 1  ページ： 36-42  発行年： 2018年01月28日 
JST資料番号： G0043A  ISSN： 1341-1713  CODEN： CHITF5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・βチタン合金の局所構造を調査するため,浮遊帯域融解法によりTi-20at%NbおよびTi-20at%V単結晶を育成し,均一化熱処理および時効熱処理を施し,X線回折,透過型電子顕微鏡および蛍光X線ホログラフィー(XFH)実験を実施。
・XFHの測定には大型放射光施設SPring8および放射光施設Photon Factoryにて実施。
・XFHによりβ安定化元素近傍の局所構造を解析した結果,ω相中のβ安定化元素のごく近傍では一部の原子がω相の構造に配列せず,β相の構造を維持しており,β相の構造を維持する原子は,V近傍の方がNb近傍より多いことが判明。
・XRFを用いて添加元素近傍の局所構造を調査することで,β安定化元素の効果を比較可能。

シソーラス用語： *チタン合金 ,  二元合金 ,  ニオブ含有合金 ,  バナジウム含有合金 ,  単結晶 ,  熱処理 ,  時効処理 ,  構造解析 ,  浮遊融解 ,  *X線ホログラフィー ,  *原子構造 ,  放射光施設 ,  ω相 ,  β相 ,  X線回折分析 ,  電子顕微鏡観察 ,  結晶構造 ,  β型チタン合金 ,  *局所構造 ,  蛍光X線ホログラフィー ,  透過型電子顕微鏡法 ,  サイト占有 ,  均質化処理 ,  シンクロトロン放射施設
準シソーラス用語： 均熱処理 ,  浮遊帯融解法 ,  シンクロトロン放射光施設

分類 (1件)： 組織的硬化現象  (WB01020C)

引用文献 (31件)：

• W. Sinkler, D. Luzzi:, Acta Metall. Mater. 42 (1994) 1249-1260.
• I.B. Ramsteiner, O. Shchyglo, M. Mezger, A. Udyansky, V. Bugaev, S. Schóder, H. Reichert, H. Dosch: Acta Mater. 56 (2008) 1298-1305.
• W. Sinkler, D.E. Luzzi: J. Alloys Comp. 194 (1993) 273-278.
• B. Borie, S.L. Sass, A. Andreassen: Acta Crystallogr. A29 (1973) 585-594.
• B. Borie, S.L. Sass, A. Andreassen: Acta Crystallogr. A29 (1973) 594-602.

タイトルに関連する用語 (9件)： 蛍光X線ホログラフィー ,  Ti ,  Nb ,  二元系合金 ,  安定化 ,  元素 ,  近傍 ,  局所構造 ,  解析