特許
J-GLOBAL ID:201803004766959084

ソリッド形部材を製造する製造装置および当該製造装置を用いてソリッド形部材を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  森田 拓 ,  前川 純一 ,  二宮 浩康 ,  上島 類
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-521622
公開番号(公開出願番号):特表2018-536547
出願日: 2016年10月27日
公開日(公表日): 2018年12月13日
要約:
機械、設備等に含まれるコンポーネントとして、しばしばソリッド形コンポーネント、つまり、分離加工法によりソリッド形の半製品から製造された部材が使用される。この種のソリッド形コンポーネントの一例は、転動体を有する軸受で使用されるソリッド形のケージである。ソリッド形のケージは、転動体を案内するとともに、転動体同士を離間させるという役割を担っている。この種のソリッド形のケージは、リング形に形成されており、窓を有している。窓内には、転動体が配置されている。本発明は、部材ブランクから少なくとも1つのサイクロイド加工ステップによりソリッド形部材を製造する製造装置7であって、部材ブランクは、中間製品として形成されており、複数の粗ポケット14を有し、製造装置7は、部材回転装置8aと、工具刃9を有するチゼル10と、工具回転装置8bと、送り装置8cと、部材回転装置8a、工具回転装置8bおよび送り装置8cを制御して、チゼル10の工具刃9を、部材回転軸線回りに部材回転方向で回転する部材ブランクに対して相対的に、サイクロイド軌道に沿って、粗ポケット14を加工するために案内する制御装置と、を備え、工具回転軸線Wに関し、チゼル10の工具刃9の切れ刃を通る半径方向ベクトルZRが、工具刃9を逃げ角部分FWとすくい角部分SWとに分け、逃げ角部分FWは、すくい角部分SWの少なくとも2倍の大きさに形成されている、製造装置に関する。
請求項(抜粋):
部材ブランクから少なくとも1つのサイクロイド加工ステップによりソリッド形部材を製造する製造装置(7)であって、前記部材ブランクは、中間製品として形成され、複数の粗ポケット(14)を有しており、前記製造装置(7)は、 前記ソリッド形部材を部材回転軸線回りに回転させる部材回転装置(8a)と、 工具刃(9)を有するチゼル(10)と、 前記チゼル(10)を工具回転軸線(W)回りに回転させる工具回転装置(8b)であって、前記工具回転軸線(W)は、前記部材回転軸線に対してずらされて配置されている、工具回転装置(8b)と、 前記部材回転軸線と前記工具回転軸線(W)との間の送り間隔(Z)を変更する送り装置(8c)と、 前記部材回転装置(8a)、前記工具回転装置(8b)および前記送り装置(8c)を制御して、前記チゼル(10)の前記工具刃(9)を、前記部材回転軸線回りに部材回転方向で回転する前記部材ブランクに対して相対的に、サイクロイド軌道に沿って、前記粗ポケット(14)を加工するために案内する制御装置と、 を備える製造装置(7)において、 前記工具回転軸線(W)に関し、前記チゼル(10)の前記工具刃(9)の切れ刃を通る半径方向ベクトル(ZR)が、前記工具刃(9)を逃げ角部分(FW)とすくい角部分(SW)とに分け、前記逃げ角部分(FW)は、前記すくい角部分(SW)の少なくとも2倍の大きさに形成されていることを特徴とする、ソリッド形部材を製造する製造装置(7)。
IPC (4件):
B23B 5/36 ,  F16C 33/46 ,  B23B 27/00 ,  B23B 1/00
FI (4件):
B23B5/36 ,  F16C33/46 ,  B23B27/00 A ,  B23B1/00 Z
Fターム (23件):
3C045AA10 ,  3C045BA31 ,  3C045CA30 ,  3C045DA30 ,  3C045EA02 ,  3C046CC00 ,  3J701AA12 ,  3J701AA13 ,  3J701AA16 ,  3J701AA24 ,  3J701AA27 ,  3J701AA32 ,  3J701AA42 ,  3J701AA43 ,  3J701AA44 ,  3J701AA52 ,  3J701AA54 ,  3J701BA21 ,  3J701BA34 ,  3J701DA20 ,  3J701EA01 ,  3J701EA02 ,  3J701EA13
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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