特許
J-GLOBAL ID:201803006246784365

細胞分散装置およびそれを用いた自動継代培養システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  藤田 節 ,  渡辺 敏章
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-041797
公開番号(公開出願番号):特開2018-110592
出願日: 2018年03月08日
公開日(公表日): 2018年07月19日
要約:
【課題】細胞にダメージを与えずに、継代培養において十分な増殖率が得られるよう細胞集塊を分散させる手段と細胞懸濁液処理装置の提供。【解決手段】細胞懸濁液を取り込む入口1と、処理済みの細胞懸濁液を排出する出口2と、入口と出口の間に設けられ細胞懸濁液を保持可能な流路とを有し、流路の少なくとも一部が循環流路を形成しており、循環流路には、内部の細胞懸濁液を流動させるための送液ポンプ4、細胞懸濁液中の細胞の分散度を測定する細胞分散度測定器、内部を流動する細胞懸濁液に剪断力を与える狭窄部、及び液量を可変できるバッファタンク14が設けられた、細胞分散度測定器により得たデータによって送液ポンプを制御する制御部11を有する、細胞懸濁液処理装置。【選択図】図4
請求項(抜粋):
細胞懸濁液に含まれる細胞集塊を分散させる細胞懸濁液処理装置であって、 細胞懸濁液を取り込む入口と、処理済みの細胞懸濁液を排出する出口と、入口と出口の間に設けられ細胞懸濁液を保持可能な流路とを有し、 流路の少なくとも一部が循環流路を形成しており、 循環流路には、内部の細胞懸濁液を流動させるための送液ポンプ、細胞懸濁液中の細胞の分散度を測定する細胞分散度測定器、内部を流動する細胞懸濁液に剪断力を与える狭窄部、および液量を可変できるバッファタンクが設けられており、 光源と検出器から構成される細胞分散度測定器により得た光強度値に基づいて少なくとも送液ポンプを制御する制御部を有し、 制御部は、細胞分散度測定器により得た光強度値の、一定の値に集束していく経時変化に基づいて細胞が所定の分散度に達したか否かを判断し、所定の分散度に達していない場合、細胞懸濁液が前記狭窄部を通過するよう送液ポンプを駆動する、前記細胞懸濁液処理装置。
IPC (2件):
C12M 3/02 ,  C12M 3/00
FI (2件):
C12M3/02 ,  C12M3/00 Z
Fターム (10件):
4B029AA07 ,  4B029AA09 ,  4B029AA27 ,  4B029BB11 ,  4B029CC02 ,  4B029DG06 ,  4B029DG08 ,  4B029FA02 ,  4B029HA05 ,  4B029HA09
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (12件)
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引用文献:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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