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J-GLOBAL ID：201902224874563308   整理番号：19A1252370

いま熱い有機電解合成 5 電解と可視光レドックス触媒作用の協働システム 電子移動化学が拓く熱エネルギーに頼らない新分子変換技術

著者 (1件)： 小池隆司 (東京工大)
資料名： 化学と工業  (Chemistry & Chemical Industry)
巻： 72  号： 6  ページ： 473-475  発行年： 2019年06月01日 
JST資料番号： F0107A  ISSN： 0022-7684  CODEN： KAKTAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電解反応と可視光レドックス触媒反応は基本原理が異なるが,ともに電子の授受を鍵とする反応である。電子移動系は高温条件に頼らない分子変換法として認知されているが,最近,電解と光触媒作用が協動的に働く反応システムが報告された。本稿では,この新しい電解合成システムに関して紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *電子移動反応 ,  *光触媒 ,  酸化還元反応 ,  可視光 ,  光照射 ,  電子移動 ,  一電子系 ,  電解合成 ,  ルテニウム錯体 ,  ルテニウム触媒 ,  イリジウム錯体 ,  バイオマス ,  メコバラミン ,  金属ポルフィリン ,  コバルト錯体 ,  触媒活性 ,  触媒反応 ,  触媒調製 ,  不均一系反応 ,  カリウム化合物 ,  ペルオキソ硫酸塩 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  アルキル化 ,  光ポンピング ,  リグニン ,  アノード酸化 ,  窒素複素環化合物 ,  ピリジニウム ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： コバルト触媒 ,  レドックス ,  一電子移動 ,  過硫酸カリウム ,  *光レドックス触媒 ,  光励起 ,  不均一触媒反応

分類 (4件)： 酸化,還元  (CF02060T) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  八員環以上の複素環化合物  (CF07120T) ,  光化学反応  (CB08020F)

物質索引 (7件)： 2,2′-ビ(4-(tert-ブチル)ピリジン) ,  2-ピリジニルベンゼン ,  bpy ,  アクリジニウム ,  ジフルオロブロモ酢酸エチル ,  テトラエチルアンモニウムテトラフルオロボラート ,  ビタミンB₁₂

引用文献 (12件)：

• C. R. J. Stephenson, T. P. Yoon, D. W. C. MacMillan (Eds.), Visible Light Photocatalysis in Organic Chemistry, Wiley-VCH: Weinheim, Germany 2018.
• J.-i. Yoshida, K. Kataoka, R. Horcajada, A. Nagaki, Chem. Rev. 2008, 108, 2265.
• 淵上寿雄,跡部真人,稲木信介,有機電気化学-基礎から応用まで-,コロナ社,2012.
• M. Yan, Y. Kawamata, P. S. Baran, Chem. Rev. 2017, 117, 13230.
• A. Wiebe, T. Gieshoff, S. Möhle, E. Rodrigo, M. Zirbes, S. R. Waldvogel, Angew. Chem. Int. Ed. 2018, 57, 5594.

タイトルに関連する用語 (10件)： 有機電解合成 ,  電解 ,  可視光 ,  レドックス ,  触媒作用 ,  協働 ,  電子移動 ,  化学 ,  熱エネルギー ,  分子