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J-GLOBAL ID：201902247911153549   整理番号：19A2623040

免震ゴム支承の内部損傷検知に関する数値解析的研究

Numerical Simulation for Detecting Internal Void of Seismic Rubber Bearing

著者 (3件)： 能勢侑希 (立命館大学大学院理工学研究科環境都市専攻) ,  伊津野和行 (立命館大学理工学部環境都市工学科) ,  川崎佑磨 (立命館大学理工学部環境都市工学科)
資料名： 日本地震工学会論文集(Web)  (Journal of Japan Association for Earthquake Engineering (Web))
巻： 19  号： 5  ページ： 5_283-5_293(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0217A  ISSN： 1884-6246  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1995年の阪神・淡路大震災以降,橋梁に免震ゴム支承が積極的に採用されるようになったが,近年では経年劣化に関する課題が顕在化している.積層ゴム支承の内部損傷は,設計で想定された免震橋の地震時機能が十分発揮されないことにつながりかねない.よって本研究では,積層ゴム支承内の損傷の有無を非破壊検査手法で判定することを目指し,有理関数CIP法による波動伝播シミュレーションを行った.ゴム供試体を用いた衝撃弾性波法による実験結果との比較を行い,数値解析の妥当性を示した.また,内部空洞がある場合には,空洞側面における波の反射によって伝達波の振幅に変化が生じることを示した.(著者抄録)

シソーラス用語： 免震構造 ,  支点 ,  *積層ゴム ,  免震装置 ,  *損傷検出 ,  *橋梁支承 ,  衝撃波 ,  AE検査 ,  波動伝搬 ,  数値解法 ,  解析モデル ,  空洞 ,  弾性波速度 ,  CIP法 ,  *衝撃弾性波法 ,  免震ゴム支承 ,  *検出

著者キーワード (10件)： 免震ゴム支承 ,  内部空洞 ,  非破壊検査 ,  弾性波動伝播 ,  有理関数CIP法 ,  Seismic rubber bearing ,  Internal void ,  Non-destructive test ,  Wave propagation ,  RCIP method

分類 (1件)： 構造細目,橋梁付帯設備  (RC06070M)

引用文献 (8件)：

• 1) 林訓裕,足立幸郎,甲元克明,八ツ元仁,五十嵐晃,党紀,東出知大:経年劣化した鉛プラグ入り積層ゴム支承の残存性能に関する実験的検証,土木学会論文集A1,Vol. 70,No. 4,pp. 1032-1042,2014.
• 2) 川崎佑磨,寺村直人,伊津野和行,岡田慎哉:AE法による積層ゴム支承の損傷評価に関する実験的研究,土木学会論文集A1,Vol. 71,No. 2,pp. 244-254,2015.
• 3) 寺村直人,川崎佑磨,伊津野和行:AE法を用いた免震ゴム支承のヘルスモニタリングに関する基礎的研究,日本地震工学会論文集,Vol. 15,No. 7,pp. 7_335-7_342,2015.
• 4) 川崎佑磨,田中陽裕,寺村直人,植田健介,伊津野和行:AE法によるゴム内部の剥離音検出精度の確認実験,土木学会論文集A1,Vol. 74,No. 2,pp. 241-250,2018.
• 5) 田中陽裕,川崎佑磨,植田健介,伊津野和行:繰返しせん断変形が積層ゴム支承のAE特性に与える影響,土木学会論文集A1,Vol. 74,No. 4,pp. I_481-I_489,2018.

タイトルに関連する用語 (4件)： 免震ゴム支承 ,  損傷検知 ,  数値解析 ,  研究