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J-GLOBAL ID：201902251498113343   整理番号：19A1164435

路線バスにおける集団走行発生時の運行方法の有効性分析

Effective analysis of city bus operation in case of bunching

著者 (4件)： WU Man I (関西大学大学院理工学研究科) ,  保田義之 (関西大学大学院理工学研究科) ,  井ノ口弘昭 (関西大学 環境都市工学部) ,  秋山孝正 (関西大学 環境都市工学部)
資料名： 交通工学論文集(Web)  (JSTE Journal of Traffic Engineering (Web))
巻： 5  号： 4  ページ： A_42-A_50(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0617A  ISSN： 2187-2929  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市部の路線バスの運行において,ピーク時間に複数のバスが連続走行する集団走行(団子運転)が発生する。集団走行の発生は,バス運行遅延の蓄積を与える。本研究では,集団走行回避を意図したバス運行方法を提案する。このため,路線バスの走行状態を記述するバス走行モデルを構築する。路線バスの運行間隔,表定速度を設定して停留所別の乗客数から通常走行を記述する。これに対して,特定停留所の乗客到着が過大のとき,集団走行の発生を記述する。 日本で一般的な集団走行時にバス運行順序を変更しない方法に対して,バス追い越し走行を可能とする運行方法を提案する。モデル分析に基づく有効性の評価に基づく,現実バス路線データを用いた適用性の検証を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *路線バス ,  *運行管理 ,  *集団 ,  *走行 ,  *解析 ,  追越し ,  *走行速度 ,  *モデル解析

著者キーワード (10件)： 路線バス ,  集団走行 ,  バス走行モデル ,  バス運行方法 ,  有効度分析 ,  scheduled bus ,  bus bunching ,  the bus descriptive model ,  bus operation method ,  effective analysis

分類 (1件)： 交通管制・規制  (TB01032S)

引用文献 (6件)：

• 1) 和田 健太郎, 吉 相俊, 赤松 隆, 大澤 実: 高密度鉄道ダイヤにおける列車集群化を抑制する運行制御方策, 土木計画学研究論文集 Vol.68, No.3, pp.1025-pp.1034, 2012
• 2) Kim, Tae-Ho, Won, Je-Mu, Bae, Gi-Mok:バスの団子運転現象の分析モデルの構築に関する研究, 土木学会 第 60 回年次学術講演会講演概要集,pp.703-704,2005
• 3) 大城 温, 中村 文彦, 大蔵 泉: バス乗降時間短縮によるバス運行および一般交通改善に関する研究, 都市計画論文集 Vol.33, pp595-600, 1998
• 4) 玉澤 学, 徳永 幸之:バス関連施策の社会的費用低減効果の比較, 土木計画学研究・論文集,Vol.19, pp.691-698,2002
• 5) 佐野 可寸志, 松本 昌二, 野沢 徹, 尾羽根 幸:交通シミュレーションモデルを用いたバス優先施策の評価, 土木計画学研究・論文集,Vol.17, pp.933-940,2000

タイトルに関連する用語 (5件)： 路線 ,  バス ,  集団 ,  有効性 ,  分析