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J-GLOBAL ID：201902257148577393   整理番号：19A2864287

淡水巻貝の遺伝的および表現型多様化における古代湖の役割【JST・京大機械翻訳】

Role of ancient lakes in genetic and phenotypic diversification of freshwater snails

著者 (12件)： Hirano Takahiro (Department of Biological Sciences, University of Idaho, Moscow, ID, USA) ,  Saito Takumi (Department of Biology, Faculty of Science, Toho University, Funabashi, Japan) ,  Tsunamoto Yoshihiro (Tohoku Research Center, Forestry and Forest Products Research Institute, Morioka, Japan) ,  Koseki Joichiro (Graduate School of Life Sciences, Tohoku University, Sendai, Japan) ,  Prozorova Larisa (Federal Scientific Center of the East Asia Terrestrial Biodiversity, Far Eastern Branch Russian Academy of Sciences, Vladivostok, Russia) ,  Do Van Tu (Institute of Ecology and Biological Resources, Vietnam Academy of Science and Technology, Hanoi, Vietnam) ,  Do Van Tu (Graduate University of Science and Technology, Vietnam Academy of Science and Technology, Hanoi, Vietnam) ,  Matsuoka Keiji (Toyohashi Museum of Natural History, Toyohashi, Japan) ,  Nakai Katsuki (Lake Biwa Museum, Kusatsu, Japan) ,  Suyama Yoshihisa (Kawatabi Field Science Center, Graduate School of Agricultural Science, Tohoku University, Osaki, Japan) ,  Chiba Satoshi (Graduate School of Life Sciences, Tohoku University, Sendai, Japan) ,  Chiba Satoshi (Center for Northeast Asian Studies, Tohoku University, Sendai, Japan)
資料名： Molecular Ecology  (Molecular Ecology)
巻： 28  号： 23  ページ： 5032-5051  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2684A  ISSN： 0962-1083  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 古代湖の固有生物をモデルとして研究し,スペシエーションと適応放射の過程を理解した。しかしながら,古代の湖沼が淡水軟体動物の遺伝的および表現型多様性においてどのように役割を果たすかは不明のままである。本研究では,この問題に取り組むために,東と東南アジア(日本と中国)の古代湖において,ビビムシ淡水巻貝に焦点を当てた。ミトコンドリア(COI,16S)および核遺伝子(18S,28S,H3)に基づく分子系統発生解析を用いて,著者らは,種の多様化のパターンが胎生期系統において多様化することを示している。古代湖沼へのコロニー形成は,中国と日本では少なくとも4回独立して起こり,その後の多様化は各湖沼グループ内で2種以上になった。化石に関連するビviイドの形態学的分析は,異なる湖と年齢で起こる平行表現型進化を示唆する。各湖は他のサイトからのそれらに対して表現型的に多様化した単一系統を含んでいた。また,MIG-seqにより得られた全ゲノムSNPを用いて,古代湖琵琶湖の2つの固有種を含む3つの日本産ビブリオの遺伝的構造を調べた。これらの結果は,これら2種が湖周辺の湿地に生息する第3種の個体群から多様化することを示唆する。これらの知見は,他の生息場所と比較して,古代の湖沼において,系統の急速な多様化と表現型の多様化が起こり得ることを示唆する。大きな湖の形成は,おそらく異なる微小生息場所への適応の結果として種分化と表現型の発散を促進する可能性がある。多くの古代湖は,アジアのビviガイにおける種の多様性のドライバーである可能性がある。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 固有種 ,  多様化 ,  湿地 ,  湖沼 ,  *遺伝 ,  Vibrio ,  個体群 ,  ゲノム ,  軟体動物 ,  生息場所 ,  ミトコンドリア ,  *表現型 ,  胎生 ,  スペシエーション ,  種分化

著者キーワード (4件)： 表現型 ,  系統ゲノミクス ,  シェル形状 ,  胎生科

分類 (2件)： 進化論一般  (EC03010Q) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (8件)： 淡水 ,  巻貝 ,  遺伝 ,  表現型 ,  多様化 ,  古代 ,  湖 ,  役割