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J-GLOBAL ID:201902279379936759   整理番号:19A2808828

冬季極東域における寒暖で分類したEl Nino発生時の中高緯度大気の応答

The Mid-latitude Responses Categorized by the Winter Climate in the Far East during El Nino
著者 (3件):
資料名:
号: 62  ページ: 379-385  発行年: 2019年09月 
JST資料番号: S0431B  ISSN: 0386-412X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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エルニーニョ(El Nino)は典型的に極東に暖かい冬をもたらすこと,そして西太平洋(WP)と太平洋/北アメリカ(PNA)にしばしば現れることはよく知られている。しかし,多くの事象で反対の傾向がある。この違いの原因を理解するために,長期再解析データセットを用いて合成解析を行った。著者らの解析は,1948年から発生したエルニーニョ事象の約63%が暖か,そして約37%が寒冷事象として分類されることを示している。さらに,WPとPNAは相互に排他的で,暖かい冬と寒い冬の間にそれぞれ支配的であると思われる。フィリピン海のSST偏差は寒冷冬のそれより負偏差である。SST偏差分布はWalker循環偏差に対応する。これらの差は秋から現れ,冬に発達した。したがって,異なる中緯度応答は西太平洋におけるSST偏差とWalker循環偏差とに関連していることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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大気大循環,熱帯気象 
引用文献 (11件):

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