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J-GLOBAL ID:201902289769095276   整理番号:19A1907039

レドックス-非無害大環状テトラアミド配位子を持つ中間スピン鉄(III)錯体【JST・京大機械翻訳】

Intermediate-Spin Iron(III) Complexes Having a Redox-Noninnocent Macrocyclic Tetraamido Ligand
著者 (15件):
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巻: 57  号: 16  ページ: 9683-9695  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ジベンゾテトラエチルテトラアミド大環状配位子(DTTM~4),(NEt_4)_2[FeIII(DTTM)-Cl](1)を有する鉄-(III)錯体を合成し,結晶学的,分光学的および電気化学的方法により特性化した。錯体1はS=3/2スピン状態で正方錐構造をもつ。錯体は,室温でCH_2Cl_2中で測定したサイクリックボルタンメトリーにおいて,+0.36および+0.68V(対SCE)で2つの可逆的酸化還元波を示した。化学的酸化剤を用いた1の段階的酸化により,各段階に対して明確で明確なスペクトル変化を観察することができ,それにおいて,酸化が鉄中心よりもむしろフェニレンジアミド部分で起こった。CH_2Cl_2中での[RuIII(bpy)_3]-(ClO_4)_3 (bpy=2,2′-ビピリジン]の1当量による1の一電子酸化は,配位子ラジカルを含むS=1スピン状態にあり,わずかに歪んだ四角錐構造を示した,四角錐(NEt_4)-[Fe-(DTTM)-Cl](2)を与えた。錯体2は900nmで原子価間電荷移動バンドを示し,時間依存密度汎関数理論計算に基づいて帰属され,錯体がH_ab=884cm-1のクラスIIA混合原子価配位子ラジカル領域にあることを示した。CH_2Cl_2における[(4-Br-Ph)_3N+]-(SbCl_6)の2当量による1の2電子酸化は,S=1/_2スピン状態にある1,[Fe-(DTTM)-Cl](3)の2電子酸化種を与えた。錯体3は歪んだ四角錐構造を示した。1~3のX線吸収近端構造スペクトルをCH_3CN溶液とBNペレットの両方で測定し,3つの錯体について比較可能な縁エネルギーを観測し,1~3のMoessbauerスペクトルはほぼ同一の異性体シフトと四重分裂パラメータを示し,3つの錯体の鉄中心が中間スピン鉄(III)状態にあることを示した。したがって,錯体2と3では,反強磁性結合が配位子ラジカルの不対電子(s)と鉄(III)中心のそれらの間で操作されることは明らかである。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  鉄の錯体 

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