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J-GLOBAL ID:201902294328049635   整理番号:19A1565875

高性能マイクロ波放射計2海面温度による台風Kilo,Etauおよび2015年9月の関東~東北豪雨に対する大気-海洋結合データ同化実験

Air-Sea Coupled Data Assimilation Experiment for Typhoons Kilo, Etau and the September 2015 Kanto-Tohoku Heavy Rainfall with the Advanced Microwave Scanning Radiometer 2 Sea Surface Temperature
著者 (4件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 553-575  発行年: 2019年06月25日 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2015年9月関東~東北の豪雨イベントは,台風KiloとEtauの間の停滞線状対流システムにおいて発生した。局所アンサンブル変換Kalmanフィルタ(LETKF)と海洋表面波モデルと結合した非静水圧大気モデル(NHM)と高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)レベル2(L2)のSST生成物による多層海洋モデルに基にした領域大気-海洋強結合データ同化システムを用いて,局所豪雨イベントに対する海面水温(SST)の影響を調べた。日本の静止運輸多目的衛星による2時間毎のSST生成物と係留ブイによるその場観測による結合データ同化システムにより解析したSSTの検証から,AMSR2 L2SSTとの結合システムがSST解析の改善をもたらすことを実証した。ラジオゾンデ観測とレーダ雨量計の降雨解析を用いた検証に基づいて,大気-海洋結合NHM-LETKFにより下層大気成分の解析を改善した。栃木県の北緯37°付近で発生した局所豪雨現象を停滞線状対流系に組み込んだ。線状対流系の位置は,Etauに関連した低気圧性循環と東からの対流圏下層風との間の総観規模収束域に一致した。Etauに関連した強い南からの風は,線状対流システムの風上側の収束域に沿った局所対流の周期的強化を引き起こし,風下側の高度4~8km周辺の全水含有量の波状のつらなりをもたらした。SST解析の改良は,Etauの温帯低気圧への遷移を変えるだけでなく,対流圏下層の風の場と,その結果,組み込まれた局所豪雨による停滞線状対流系の位置を変えることができた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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中小規模擾乱,降水特性 
引用文献 (62件):

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