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J-GLOBAL ID：202002213987939476   整理番号：20A0258552

南岸低気圧と総観スケール環境場

著者 (13件)： 荒木健太郎 (気象研) ,  吉田聡 (京大 防災研) ,  吉田聡 (京大 防災研 白浜海象観) ,  吉田聡 (潮岬風力実験所) ,  北畠尚子 (気象大) ,  加藤輝之 (気象大) ,  中村啓彦 (鹿児島大 水産) ,  早崎将光 (日本自動車研) ,  見延庄士郎 (北大 大学院理学研究院) ,  渡邉俊一 (気象業務支援セ) ,  新野宏 (東大 大気海洋研) ,  上野健一 (筑波大 生命環境系) ,  安藤直貴 (水戸地方気象台)
資料名： 気象研究ノート
号： 240  ページ： 163-234  発行年： 2019年12月27日 
JST資料番号： G0121A  ISSN： 0387-5369  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・総観スケール環境場の視点から南岸低気圧による降雪・降雨について検討した以下の6文献を紹介。
・南岸低気圧の伴う関東平野の雪と雨の環境スケール環境場。
・関東平野に大雪・大雨をもたらす南岸低気圧の特徴。
・南岸低気圧による関東大雪における総観/メソスケール環境と雲の相互作用。
・黒潮大蛇行の南岸低気圧への影響。
・本州内陸における多降水・多降雪の発現と南岸低気圧の発達段階。
・2013年1月14日の南岸低気圧の発生・発達過程。
・最初の文献では,従来認識されてきた八丈島を基準にした南岸低気圧の進路と関東平野の降水相に関する経験則は,東京の降雪に関しては不適切と判明。

シソーラス用語： *温帯低気圧 ,  関東地方 ,  *豪雪 ,  *気候学 ,  総観規模 ,  気象学 ,  降雨 ,  黒潮 ,  経路 ,  場 ,  中規模 ,  メソスケール気象学 ,  黒潮流路 ,  *総観気候学 ,  *南岸低気圧
準シソーラス用語： メソスケール環境場 ,  総観スケール環境場 ,  大雪

分類 (1件)： 気象学一般  (DC05010D)

引用文献 (151件)：

• 荒木健太郎, 2014: 雲の中では何が起こっているのか. ベレ出版, 343pp.
• 荒木健太郎, 2016: 南岸低気圧. 天気, 63, 707-709.
• 伊東彊自, 1956: 東京の雪. 雪氷, 18, 25-27.
• 気象庁, 2013: 2013/2014年冬の大気循環場の特徴 22月前半の太平洋側の大雪をもたらした背景. 異常気象分析検討会(平成25年度 定例会). http://www.data.jma.go.jp/gmd/extreme/kaigi/2014/0304_teirei/h25gidai3-2.pdf (2019.05.10閲覧)
• 気象庁, 2015: 予報が難しい現象について. http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yohokaisetu/yohokaisetu.html (2019.05.10閲覧)

タイトルに関連する用語 (3件)： 南岸低気圧 ,  スケール ,  環境場