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J-GLOBAL ID：202002214995563712   整理番号：20A1405615

半導体イオンセンサ電極による豚肉pH測定値はガラス電極による測定値より高値を示す

Pork pH Determined by ISFET Electrode Shows Higher Value than Glass Electrode

著者 (12件)： 中島郁世 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  田賀千尋 (福井県畜試) ,  青山勝也 (福島県農業総合セ) ,  成田卓美 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  渡邊源哉 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  本山三知代 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  八日市屋敏之 (フリーデン) ,  斎藤真二 (フリーデン) ,  山口弘道 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業研究セ) ,  草佳那子 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業研究セ) ,  木村俊之 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  佐々木啓介 (農業・食品産業技術総合研究機構)
資料名： 日本養豚学会誌  (Japanese Journal of Swine Science)
巻： 57  号： 2  ページ： 33-38  発行年： 2020年06月20日 
JST資料番号： Y0196A  ISSN： 0913-882X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・豚肉の品質管理のスクリーニングに有用なpH測定を一般的なガラス電極,近年開発のサンプル表面に接触するだけの半導体イオンセンサ電極(ISFET)の両電極で,屠畜後4日目の豚肉のpHを測定,データ比較。
・ISFET電極はガラス電極よりも高い測定値を示し,温度補償の有無といった測定原理に起因する可能性が大。
・測定方法間ごとのpH値の相関は有意,ISFET電極による表面測定値とガラス電極の内部測定値間の相関係数は0.690,各電極による内部測定値の間の相関係数は0.584と低値。

シソーラス用語： pH測定 ,  *豚肉 ,  *食品検査 ,  化学的性質 ,  イオン選択電極 ,  測定データ ,  食品特性 ,  品質 ,  比較 ,  ガラス電極 ,  肉質 ,  物理化学的性質 ,  *食肉
準シソーラス用語： 理化学的特性 ,  *半導体イオンセンサ電極 ,  データ比較

分類 (2件)： 生肉の品質と処理  (FJ12032O) ,  食品の分析  (FJ01030U)

引用文献 (13件)：

• BUSK, H. and H. KARLSSON:2002, Comparison of ISFET and glass electrode instruments for determination of pH in pig meat in relation to water-holding capacity, Proceedings of 48^th International Conference of Meat Science and Technology, 2, 792-793.
• 深沢利行 : 1975,PSE豚筋肉に関する最近の研究動向,日畜会報,46,501-508.
• 入江正和 : 2006,豚肉の品質と評価,動物遺伝育種研究,34,33-44.
• JANSEN, M.L.:2001, Determination of meat pH - temperature relationship using ISFET and glass electrode instruments, Meat Sci., 58, 145-150.
• 川井田博 : 1994,「肉質」,養豚ハンドブック,293-325,養賢堂,東京.

タイトルに関連する用語 (5件)： イオンセンサ ,  豚肉 ,  pH測定 ,  ガラス電極 ,  測定値