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J-GLOBAL ID：202002216189373693   整理番号：20A1719823

Al-CuおよびAl-Snのガルバニック腐食挙動に関する物質移動・反応速度解析

Mass Transfer and Reaction Rate Analysis on Galvanic Corrosion Behavior of Al-Cu and Al-Sn

著者 (4件)： 新井宏忠 (八戸工高専) ,  岩藤理英 (八戸工高専) ,  松本克才 (八戸工高専) ,  久保田賢治 (三菱マテリアル 中研)
資料名： 銅と銅合金  (Journal of Japan Institute of Copper)
巻： 59  ページ： 147-150  発行年： 2020年08月01日 
JST資料番号： S0603A  ISSN： 1347-7234  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前報では,ガルバニック結合Cu-AlとSn-Alのガルバニック腐食速度を,3wt%塩化ナトリウム水溶液中で測定した。基本的な物質移動/反応モデルを構築して,律速段階とガルバニック腐食における溶存酸素濃度の影響を解析した。Al-Cuのガルバニック腐食は溶存酸素の拡散律速であることはよく知られている。この挙動は本モデルによって良く説明できる。一方,Sn-Alの場合,ガルバニック腐食速度は酸素拡散とカソード反応の混合律速であると示唆された。ガルバニック電流は低酸素濃度領域での溶存酸素濃度に依存した。また,ガルバニック電流に及ぼす反応速度定数の影響は,高酸素濃度において大きかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ワイヤリングハーネス ,  電池作用腐食 ,  純金属 ,  アルミニウム ,  銅 ,  *腐食機構 ,  物質移動 ,  反応速度 ,  律速 ,  濃度 ,  溶存酸素 ,  拡散律速 ,  腐食速度 ,  電気化学反応 ,  解析モデル ,  *溶存酸素濃度 ,  カソード反応 ,  腐食 ,  *機構 ,  速度
準シソーラス用語： ワイヤハーネス ,  *ガルバニック腐食 ,  律速段階

分類 (1件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q)

引用文献 (7件)：

• 田口欣司,嶋田高信,吉本潤,桑原鉄也,赤祖父保広:SEIテクニカルレビュー,190(2017),117-122.
• 山野能章,細川武広,平井宏樹,小野純一,大塚拓次,田端正明,大塚保之,西川太一郎,北村真一,吉本潤:SEIテクニカルレビュー,179(2011),81-88.
• 芦田哲哉,磯野重樹,小崎高明:三菱電線工業時報,103(2006),23-26.
• 鶴将喜,春野章:神戸製鋼技報,62(2012),59-62.
• 王栄光,長野博夫:材料と環境,60(2011),22-27.

タイトルに関連する用語 (8件)： Al ,  Cu ,  Sn ,  ガルバニック腐食 ,  挙動 ,  物質移動 ,  反応速度 ,  解析