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J-GLOBAL ID:202002264180553828   整理番号:20A0028154

カポシ型リンパ管腫症患者由来の無細胞DNA体液におけるNRAS変異の検出【JST・京大機械翻訳】

Detection of NRAS mutation in cell-free DNA biological fluids from patients with kaposiform lymphangiomatosis
著者 (12件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 1-9  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7532A  ISSN: 1750-1172  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Kaposiformリンパ管腫症(KLA)は,紡錘体内皮細胞の病巣を有する一般化リンパ異常(GLA)の新しいサブタイプとして最近識別されている。KLAのすべての症例は複数の臓器を含み,好ましくない予後を有する。しかしながら,分子病因は不明であり,有用なバイオマーカーはない。本研究では,この疾患の原因を解明し,それに対するバイオマーカーを検出するための遺伝子解析を行った。白血球および生検試料からDNA試料の全エキソソーム配列を行い,患者の血漿および胸水から無細胞DNA(cfDNA)を分析し,液滴デジタルポリメラーゼ連鎖反応(ddPCR)を用いてNRAS c 182A>G(p.Q61R)変異を同定した。すべてのKLA患者(患者1~5)は,侵襲的で攻撃的な特徴(出血性胸水,凝固障害および血小板減少症)およびそれらの病理学的検査におけるKLAの特徴的所見を有した。患者1に対する全体のエキソソーム配列決定において,NRASにおけるc.182A>Gミスセンス変異体(p.Q61R)は,全対立遺伝子の5%の頻度で左胸壁上の質量の新鮮凍結試料において同定されたが,血液白血球においては同定されなかった。さらに,血漿から分離したcfDNAにおいて同じ突然変異が検出された。また,さらなる4KLA患者からの血漿/胸水試料のddPCR分析により,突然変異を確認するために得られた3つの血漿/滲出陽性患者のうちの1つからの組織試料と同様に,同じ突然変異が分離cfDNAで検出されたことを示した。これらの結果は,NRAS発癌性変異体が,2つの影響された病変だけでなく,血漿および胸水に由来するKLA患者からのDNAサンプルにおいて同定された最初の証拠を提供する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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先天性疾患・奇形一般 
引用文献 (21件):
  • Pediatr Blood Cancer; Clinical features and prognosis of generalized lymphatic anomaly, Kaposiform Lymphangiomatosis, and Gorham-stout disease; M Ozeki, A Fujino, K Matsuoka, S Nosaka, T Kuroda, T Fukao; 63; 2016; 832-838; 10.1002/pbc.25914; citation_id=CR1
  • International Society for the Study of Vascular Anomalies: ISSVA classification for Vascular Anomalies (approved at the May 2018 General Assembly in Amsterdam, the Netherlands).https://www.issva.org/classification. Accessed 2 Jan 2019.
  • J Pediatr; Kaposiform lymphangiomatosis: a distinct aggressive lymphatic anomaly; SE Croteau, HP Kozakewich, AR Perez-Atayde, SJ Fishman, AI Alomari, G Chaudry, JB Mulliken, CC Trenor; 164; 2014; 383-388; 10.1016/j.jpeds.2013.10.013; citation_id=CR3
  • Plast Reconstr Surg; Vascular anomalies: from a Clinicohistologic to a genetic framework; AK Greene, JA Goss; 141; 2018; 709e-717e; 10.1097/PRS.0000000000004294; citation_id=CR4
  • Genet Med; A somatic activating NRAS variant associated with kaposiform lymphangiomatosis; SF Barclay, KW Inman, VL Luks, JB McIntyre, A Al-Ibraheemi, AJ Church, AR Perez-Atayde, S Mangray, M Jeng, SR Kreimer, L Walker, SJ Fishman, AI Alomari, G Chaudry, CC Trenor, D Adams, HPW Kozakewich, KC Kurek; 21; 2019; 1517-1524; 10.1038/s41436-018-0390-0; citation_id=CR5
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