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J-GLOBAL ID:202002266538795807   整理番号:20A0519006

中学校理科授業における資質・能力の育成の特徴 -実験計画の立案を重視した授業を例に-

Research on Competencies that can be Fostered in a Lower Secondary School Science Class
著者 (5件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 317-331(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L6042A  ISSN: 1345-2614  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,理科における教科固有の知識・技能の習得に加え,様々な資質・能力が授業の中でどのように発揮・活用・育成されているかを明らかにすることを目的としている。そのために,中学校1年生を対象に5種類の未知のプラスチックを区別する実験を取り入れた探究的な授業の実践を行い,実践した授業が「汎用的スキル」および「態度・価値」の資質・能力の向上に寄与する可能性を,録画した授業映像に基づき作成したトランスクリプトの分析,生徒へのインタビューの分析,アンケート調査を用いて検討した。実験計画から実験の考察に至るまでの生徒のトランスクリプトの分析,および授業後に行った抽出生徒のインタビューの分析から,「実験計画の立案」に焦点を置いた本授業は,「先を見通す力」などの汎用的スキルの向上につながる可能性が示された。また,日常的な素材を実験の中で取り上げることで,「好奇心・探究心」など態度・価値の育成につながる可能性が示された。さらに,単元開始前,本時授業終了後,および単元終了後に学習の様子を生徒が自己評価する質問紙調査を実施しそれぞれを分析したところ,汎用的スキルおよび態度・価値はそれぞれ相互に影響を与え合って発揮・活用・育成されていく可能性が示された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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科学技術教育  ,  ゴム・プラスチック材料試験 
引用文献 (17件):
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