特許
J-GLOBAL ID:202003010605948013

ガス発生器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-232170
公開番号(公開出願番号):特開2020-093636
出願日: 2018年12月12日
公開日(公表日): 2020年06月18日
要約:
【課題】重量の増加を抑制しつつスラグの捕集機能を高めることができるデュアル構造のガス発生器を提供する。【解決手段】ガス発生器1Aは、フィルタ70の内側の空間を第1燃焼室S1と第2燃焼室S2とに仕切る仕切り部44を備え、仕切り部44は、筒状の隔壁部材45と、閉塞部46aおよび筒状部46bを含む蓋部材46とを有する。筒状部46bのうちの隔壁部材45に密着する周面および隔壁部材45のうちの筒状部46bに密着する部分の周面の少なくとも一方には、ガス通過溝が設けられる。第2点火器42の作動時においては、第2燃焼室S2の圧力上昇により、筒状部46bが隔壁部材45に密着した状態が維持されつつ蓋部材46が移動することに伴い、ガス通過溝が第1燃焼室S1と第2燃焼室S2とを連通させ、これにより、第2燃焼室S2にて発生したガスが、ガス通過溝を通過して第1燃焼室S1に導入される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガス噴出口が設けられた周壁部、前記周壁部の軸方向の一端を閉塞する天板部、および、前記周壁部の軸方向の他端を閉塞する底板部を含むハウジングと、 外周面が前記周壁部の内周面に対向するように前記ハウジングの内部に収容された筒状のフィルタと、 前記天板部側に閉塞端を有する全体としてカップ状の形状を成し、前記底板部に組付けられることにより、前記フィルタの内側の空間を第1ガス発生剤が収容された第1燃焼室および第2ガス発生剤が収容された第2燃焼室に仕切る仕切り部と、 前記仕切り部の外側の空間である前記第1燃焼室に面するように前記底板部に組付けられた第1点火器と、 前記仕切り部の内側の空間である前記第2燃焼室に面するように前記底板部に組付けられた第2点火器とを備え、 前記仕切り部は、軸方向の両端に開口を有しかつ前記底板部に固定された筒状の隔壁部材と、前記隔壁部材に組付けられた蓋部材とを有し、 前記蓋部材は、前記隔壁部材の前記天板部側に位置する開口を覆うことで前記閉塞端を構成する閉塞部と、前記閉塞部から前記仕切り部の軸方向に沿って延設されることで前記隔壁部材の周面のうちの前記天板部寄りの部分に密着する筒状部とを含み、 前記筒状部のうちの前記隔壁部材に密着する周面および前記隔壁部材のうちの前記筒状部に密着する部分の周面の少なくとも一方には、前記第1燃焼室と前記第2燃焼室とを連通させるためのガス通過溝が設けられ、 前記第2点火器の非作動時において、前記ガス通過溝は、前記第1燃焼室および前記第2燃焼室のいずれかまたは双方に非連通であり、 前記第2点火器の作動時において、前記第2ガス発生剤が燃焼することで生じる前記第2燃焼室の圧力上昇に起因して、前記筒状部が前記隔壁部材に密着した状態が維持されつつ前記蓋部材が前記天板部側に向けて移動することに伴い、前記ガス通過溝が前記第1燃焼室と前記第2燃焼室とを連通せしめ、これにより、前記第2燃焼室にて発生したガスが、前記ガス通過溝を通過して前記第1燃焼室に導入される、ガス発生器。
IPC (3件):
B60R 21/263 ,  B60R 21/264 ,  B01J 7/00
FI (3件):
B60R21/263 ,  B60R21/264 ,  B01J7/00 A
Fターム (12件):
3D054AA02 ,  3D054AA03 ,  3D054DD11 ,  3D054DD17 ,  3D054DD19 ,  3D054DD21 ,  3D054DD28 ,  4G068DA08 ,  4G068DB14 ,  4G068DC05 ,  4G068DD01 ,  4G068DD11
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • インフレータ第二燃焼制御装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2008-542317   出願人:オートリブエーエスピー,インコーポレイティド
  • エアバッグ用ガス発生器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-306591   出願人:ダイセル化学工業株式会社
  • エアバッグ用ガス発生器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-324443   出願人:ダイセル化学工業株式会社
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