特許
J-GLOBAL ID:202003012428206616

角度センサおよび角度センサシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 特許業務法人イトーシン国際特許事務所 ,  城澤 達哉 ,  伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-219005
公開番号(公開出願番号):特開2020-085614
出願日: 2018年11月22日
公開日(公表日): 2020年06月04日
要約:
【課題】ノイズ磁界に起因した角度誤差が低減された精度の高い角度検出値を生成する。【解決手段】角度センサ1は、複数の磁気センサとプロセッサ20とを備えている。複数の磁気センサは、検出対象磁界とノイズ磁界との合成磁界の方向を表す複数の検出値を生成する。プロセッサ20は、未知数群と暫定未知数群と推定未知数群とを想定する。未知数群は、角度検出値に対応する第1の未知数と、ノイズ磁界の方向に対応する第2の未知数と、ノイズ磁界の強度に対応する第3の未知数の集合である。暫定未知数群は、第1ないし第3の未知数の暫定的な値の集合である。推定未知数群は、第1ないし第3の未知数の推定値の集合である。プロセッサ20は、複数の検出値と暫定未知数群に基づいて、推定未知数群を決定する処理を複数回実行し、最後に決定された推定未知数群における第1の未知数の推定値を角度検出値とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
検出対象の角度と対応関係を有する角度検出値を生成する角度センサであって、 それぞれ互いに異なる複数の検出位置において、検出対象磁界と、それ以外のノイズ磁界との合成磁界を検出し、前記合成磁界の方向を表す複数の検出値を生成する複数の磁気センサと、 前記角度検出値を生成するプロセッサとを備え、 前記複数の検出位置において、前記検出対象磁界の方向は前記検出対象の角度に応じて変化し、 前記複数の検出位置において、前記検出対象磁界の強度と方向の少なくとも一方の、前記検出対象の角度に応じた変化の態様は互いに異なり、 前記プロセッサは、未知数群と、暫定未知数群と、推定未知数群とを想定し、 前記未知数群は、第1の未知数と第2の未知数と第3の未知数の集合であり、 前記第1の未知数は、前記角度検出値に対応する値であり、 前記第2の未知数は、前記ノイズ磁界の方向に対応する値であり、 前記第3の未知数は、前記ノイズ磁界の強度に対応する値であり、 前記暫定未知数群は、前記第1ないし第3の未知数の暫定的な値の集合であり、 前記推定未知数群は、前記第1ないし第3の未知数の推定値の集合であり、 前記プロセッサは、前記複数の検出値と前記暫定未知数群に基づいて、前記推定未知数群を決定する第1の処理と、前記第1の処理によって決定された前記推定未知数群を、次回に実行される前記第1の処理における新たな前記暫定未知数群とする第2の処理とを、前記第1の処理の実行回数が2以上になるように実行すると共に、最後に実行された前記第1の処理によって決定された前記推定未知数群における前記第1の未知数の推定値を前記角度検出値とする第3の処理を実行することを特徴とする角度センサ。
IPC (2件):
G01D 5/16 ,  G01D 5/245
FI (3件):
G01D5/16 V ,  G01D5/245 110B ,  G01D5/245 R
Fターム (8件):
2F077AA21 ,  2F077JJ01 ,  2F077JJ09 ,  2F077JJ23 ,  2F077TT16 ,  2F077TT33 ,  2F077UU09 ,  2F077UU21
引用特許:
審査官引用 (9件)
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