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J-GLOBAL ID:202102212549724221   整理番号:21A0426369

ヨウ素同位体比とハロゲン元素比を用いた瀬戸内海沿岸域におけるスラブ起源流体の検出

Detection of slab-derived fluid in coastal area of Seto Inland Sea, Japan, based on 129I/127I ratios and halogen composition
著者 (10件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 189-200(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: G0754A  ISSN: 0386-4073  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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広島県および兵庫県と香川県の小豆島の沿岸陸域から14の塩水地下水試料を採取した。これらの試料に対するδD,δ<sup>18</sup>O,Li/Cl,Br/Cl,I/Cl,および<sup>129</sup>I/<sup>127</sup>Iに関するデータは広島県から採取された地下水が主に比較的若い海水に由来することを明らかにするが,一方で兵庫県および小豆島からの試料は>0.001Li/Cl重量比という特徴を持つスラブ起源流体を明確に含み,1)<1.25×10<sup>-3</sup>Br/Clモル比,2)>50×10<sup>-6</sup>I/Clモル比,および3)低い<sup>129</sup>I/<sup>127</sup>I比(すなわち古いヨウ素年代)を示す。さらに,後者の試料採取位置は浅いカットオフ深度(D90:この深度より上で地震の90%が発生する)によって特徴づけられ,スラブ起源流体が浅い深度に上昇しているところではD90が浅くなることを示唆する。ハロゲン組成および<sup>129</sup>I/<sup>127</sup>I比は塩水地下水に含まれるスラブ起源流体の良好な指標であると結論付けられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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地球化学一般  ,  地下水学 
引用文献 (53件):

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