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J-GLOBAL ID:202102230110674390   整理番号:21A0076883

炎症性腸疾患のマウスモデルにおけるインジゴ葉からの食餌性3,5,4′-トリヒドロキシ-6,7-メチレンジオキシフラボン-O-グリコシドとそれらのアグリコンに関する抗炎症およびバイオアベイラビリティ研究【JST・京大機械翻訳】

Anti-inflammatory and bioavailability studies on dietary 3,5,4’-trihydroxy-6,7-methylenedioxyflavone-O-glycosides and their aglycone from indigo leaves in a murine model of inflammatory bowel disease
著者 (8件):
資料名:
巻: 193  ページ: Null  発行年: 2021年 
JST資料番号: H0876A  ISSN: 0731-7085  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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インジゴ植物に対するPolygonum tinctorium Lour.(Polygonaceae科)とも呼ばれるPersicaria tinctoria (Aitton) Spachは,種々の生物活性を有する薬用植物または食用植物として伝統的に有用であった。これらのうち,それらの抗炎症活性に多くの注意が払われてきた。著者らは最近,インジゴの葉がアグリコンとして3,5,4′-トリヒドロキシ-6,7-メチレンジオキシフラボン(TMF)を有する高レベルのフラボノールO-グリコシドを含むことを示した。本研究では,熱水による抽出後にインジゴ葉から調製したTMF-O-グリコシドと遊離TMFの抗炎症活性を評価した。遊離TMFは,インターロイキン(IL)-1β,IL-6,誘導性一酸化窒素,およびリポ多糖類で刺激した培養マクロファージ細胞における腫瘍壊死因子-αを含む炎症誘発性サイトカインの遺伝子発現をかなりダウンレギュレートし,一方,抗炎症性IL-10の発現をアップレギュレートした。しかし,これまでTMF-O-グリコシドおよび遊離TMFのin vivo抗炎症活性に関する研究は行われていない。ここでは,デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)による誘導による炎症性腸疾患のマウスモデルにおける潰瘍性大腸炎に対するこれらの食事化合物のin vivo抗炎症効果を評価した。組織学的評価は,TMF-O-グリコシドと遊離TMFの両方がDSS誘発潰瘍性大腸炎に対して効果的に保護することを明らかにした。液体クロマトグラフィーと質量分析による消化生成物の分析は,TMF-O-グリコシドを与えたマウスの糞便中の主要な代謝産物として遊離TMFを検出した。さらに,遊離TMFは,両画分を与えたマウスの肝臓においてTMFのグルクロニル抱合体として検出された。これらの結果は,TMF-O-グリコシドの効果的な消化と,抗炎症効果を発揮するためのマウスの腸における遊離TMFのその後の吸収を示した。まとめると,著者らの知見は,食餌性TMF-O-グリコシドが,in vivo抗炎症活性が期待できる生薬および栄養補助食品としての利用のための有望な天然源であり得ることを示唆する。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  消炎薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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