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J-GLOBAL ID:202102252680056911   整理番号:21A1667093

単一観測所の記録における脈動の超低周波音成分および地震成分の同定:日本,硫黄島における2013年および2018年イベントへの適用

Identification of infrasonic and seismic components of tremors in single-station records: application to the 2013 and 2018 events at Ioto Island, Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 1-11  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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多くの火山,特に,離島に属するもの,また噴火が頻繁でないものでは,超低周波音観測所はまばらである。ただ一つの可聴下音観測局だけが利用できるときは,地震-可聴下音相互相関法を用いて,風雑音から可聴下音を抽出してきた。しかし,これは強い地震活動では機能せず,時には地上から大気への信号を可聴下音と誤る。本論文では,一つのマイクロホンと一つの地震計を用いて,地震成分と超低周波音成分を同定する補完法を提案する。硫黄島において地表活動を推定する方法を適用した。2013年4月11日の水蒸気噴火中と,2018年9月12日の未確認イベント中の火山性脈動に焦点を当てた。圧力振動に対する垂直地震動のスペクトル振幅比を用い,これを,火山-構造地震と観測所上空を飛行する飛行機により発生した既知の信号に対する脈動へのスペクトル振幅比と比較した。2013年噴火による地震の一部の可聴下音成分を同定することができた。一方,未確認の2018イベントによる脈動は,明瞭な可聴下音を伴わなかった。2013年イベントに伴う可聴下音は,火道の開口あるいは岩石の弾道性噴出によって励起され,そして2018年のイベントは,地上あるいは浅水のいずれでの爆発的噴火ではないと解釈した。もしガス(および灰)放出があるならば,それは緩やかに海中に現れた可能性がある。この方法は絶対値の代わりに現場記録の相対値を用いるので,機器感度と観測局区域の影響の較正が不十分な時にも利用できる。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
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地球熱学,火山物理学 
引用文献 (40件):
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