特許
J-GLOBAL ID:202103004070970593

交流架線式蓄電池車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人第一国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-208299
公開番号(公開出願番号):特開2018-074642
特許番号:特許第6823313号
出願日: 2016年10月25日
公開日(公表日): 2018年05月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 交流電化区間を走行する架線走行モードと、非電化区間を走行する蓄電池走行モードと、を有する交流架線式蓄電池車であって、 前記交流架線式蓄電池車は、 前記交流架線式蓄電池車が交流電化区間から非電化区間に向かって走行するとき先頭車両となる第1先頭車両と、 前記交流架線式蓄電池車が非交流電化区間から電化区間に向かって走行するとき先頭車両となる第2先頭車両と、を含み、 前記架線走行モードのとき、 架線から電力を集電する集電装置と、 電動機を制御する主変換装置からなる力行回路に前記集電装置が集電した電力を接続または遮断する遮断器と、 前記蓄電池走行モードのとき主回路蓄電池の電力を前記力行回路に接続または遮断する断流器と、 前記交流電化区間の側から前記交流電化区間と前記非電化区間の境界駅に進入する場合に当該境界駅の交流電化区間側軌道に敷設された第1地上子が発信する非電化セット信号、または、前記非電化区間から前記境界駅に進入する場合に当該境界駅の非電化区間側軌道に敷設された第2地上子が発信する電化セット信号を受信する受信手段と、 前記受信手段が前記非電化セット信号または前記電化セット信号を受信後に前記遮断器 を遮断する力行回路制御装置と、 を備え、 前記力行回路制御装置における制御手段は、 前記架線走行モードにおいて、前記交流架線式蓄電池車が交流電化区間から境界駅に進入したとき、 前記第1地上子が発信した非電化セット信号を受信し、 前記第1先頭車両および第2先頭車両を非電化セットし、 運転台モニタに警告表示し、 前記第2先頭車両の電化セット準備を行い、 前記力行回路を遮断状態として列車を境界駅に停止し、 前記交流架線式蓄電池車が停止したあと、前記電化区間から前記非電化区間へ直進走行させる場合において、 乗務員が蓄電池走行モード起動スイッチを操作したとき、 前記遮断器を開放状態として、前記集電装置を降下し、前記運転台モニタにおける警告表示を停止し、 前記力行回路の遮断を解除、復旧するように力行回路を構成して、前記蓄電池走行モードを起動し、 当該蓄電池走行モードにおいて、乗務員が前記交流架線式蓄電池車を走行制御するマスコンが扱われたとき、前記第2先頭車両の電化セット準備を解除し、前記交流架線式蓄電池車が非電化区間を走行するように制御し、 前記交流架線式蓄電池車が前記境界駅に停止したあと、前記電化区間から当該電化区間へ折返し走行させる場合において、 乗務員が前記第1先頭車両の運転台を前記第2先頭車両の運転台に交換する運転台交換スイッチを扱ったとき、 前記第1先頭車両および第2先頭車両を電化セットし、 前記運転台モニタにおける警告表示を停止し、 前記第1先頭車両を非電化セットに準備し、 前記力行回路の遮断を解除、復旧するように力行回路を構成して、前記第1先頭車両の非電化セットを解除し、 係る状態において、乗務員により前記交流架線式蓄電池車を走行制御するマスコンが扱われたとき、 前記交流架線式蓄電池車が前記電化区間を走行するように制御する ことを特徴とする交流架線式蓄電池車。
IPC (3件):
B60L 9/30 ( 200 6.01) ,  B60L 13/00 ( 200 6.01) ,  B60L 9/24 ( 200 6.01)
FI (3件):
B60L 9/30 ,  B60L 13/00 D ,  B60L 9/24 A
引用特許:
審査官引用 (8件)
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