特許
J-GLOBAL ID:202103008391397238

車両の非常ブレーキおよび/またはパニックブレーキを実施するための方法および制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 大場 玲児 ,  高橋 始 ,  八島 剛
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-567967
特許番号:特許第6918989号
出願日: 2018年04月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 車両の非常ブレーキおよび/またはパニックブレーキを実施するための方法であって、 前記車両のドライバーによって現時点で要求されている目標車両減速度を、前記非常ブレーキおよび/またはパニックブレーキの第1の段階(P1)の間、無視するステップであって、その際前記第1の段階(P1)の間に、前記車両のブレーキシステムのブレーキシステム構成要素(24)を、前記第1の段階(P1)に対して予め設定したハイパワーモードで次のように作動させ、すなわち前記ハイパワーモードで作動させた前記ブレーキシステム構成要素(24)により、前記ブレーキシステムの少なくとも1つの車輪ブレーキシリンダ(34)内にブレーキ圧上昇を生じさせるように作動させる前記ステップと、 早くとも前記非常ブレーキおよび/またはパニックブレーキのより後の第2の段階(P2)の間に、ドライバーによって現時点で要求されている目標車両減速度を考慮するステップと、 を含んでいる前記方法において、 前記ブレーキシステムのブレーキマスタシリンダ(22)の上流側に支持されている、ブレーキシステム構成要素(24)としての電気機械式ブレーキ倍力装置(24)を、前記非常ブレーキおよび/またはパニックブレーキの前記第1の段階(P1)の間、次のように作動させること、すなわち前記電気機械式ブレーキ倍力装置(24)のモータの上昇したモータ力(Fm)により前記ブレーキマスタシリンダ(22)内のブレーキマスタシリンダ圧(pTMC)を上昇させ、これによって前記少なくとも1つの車輪ブレーキシリンダ(34)内に前記ブレーキ圧上昇を生じさせるように作動させること、 前記第1の段階(P1)と前記第2の段階(P2)との間の前記非常ブレーキおよび/またはパニックブレーキの中間段階(Pint)で、前記ブレーキシステムの少なくとも1つのポンプ(26)を用いてブレーキ液を前記ブレーキマスタシリンダ(22)から前記少なくとも1つの車輪ブレーキシリンダ(34)内へポンピングすることによって、前記ブレーキマスタシリンダ圧(pTMC)を予め設定または決定した目標圧へ低減させ、前記電気機械式ブレーキ倍力装置(24)の前記モータの前記モータ力(Fm)を予め設定または決定した目標力へ低減させること、 ドライバーが目標車両減速度を現時点で要求している場合のみ、前記少なくとも1つの車輪ブレーキシリンダ(34)内での前記ブレーキ圧上昇を前記第2の段階(P2)の間続行させ、および、場合によっては、前記少なくとも1つの車輪ブレーキシリンダ(34)内での前記ブレーキ圧上昇を前記少なくとも1つのポンプ(26)により前記第2の段階(P2)の間続行させること、 を特徴とする方法。
IPC (5件):
B60T 8/00 ( 200 6.01) ,  B60T 7/12 ( 200 6.01) ,  B60T 8/48 ( 200 6.01) ,  B60T 13/74 ( 200 6.01) ,  B60T 17/18 ( 200 6.01)
FI (6件):
B60T 8/00 C ,  B60T 7/12 C ,  B60T 7/12 D ,  B60T 8/48 ,  B60T 13/74 C ,  B60T 17/18
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (11件)
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