文献

J-GLOBAL ID：202202220249380838   整理番号：22A0090793

協奏運動と分子機能:光駆動イオンポンプロドプシンから学べること【JST・京大機械翻訳】

Concerted Motions and Molecular Function: What Physical Chemistry We Can Learn from Light-Driven Ion-Pumping Rhodopsins

著者 (1件)： Mizutani Yasuhisa (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Osaka University, Osaka, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 125  号： 43  ページ： 11812-11819  発行年： 2021年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 膜貫通イオン勾配は細胞中のイオンポンピング蛋白質により生成され維持される。光駆動イオンポンピングロドプシンは,古細菌,細菌および真核生物で見出される網膜含有蛋白質である。網膜発色団の光異性化は蛋白質の構造変化を誘導し,特定の方向にイオンの輸送を可能にした。イオンポンピングロドプシンによる一方向イオン輸送の理解は,生物物理学的化学に対する興味深い課題である。蛋白質中のイオン結合部位のイオン結合親和性の連結変化は,発色団と蛋白質部分間のカップリングがイオン結合親和性を調節する協奏運動を駆動するので,一方向イオン輸送に重要である。イオンポンピングロドプシン蛋白質構造の共通性とイオンポンピング機能の多様性は,分子系に広く適用可能なイオン輸送を支配する普遍的な原理を示唆する。この展望では,ロドプシンに関する以前の研究から得られた洞察をレビューし,今後の展望を論じた。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *イオン ,  網膜 ,  細菌 ,  光異性化 ,  タンパク質 ,  *ロドプシン ,  イオン輸送 ,  発色団 ,  イオン結合 ,  真核生物 ,  生物物理学 ,  古細菌 ,  結合親和性 ,  タンパク質構造 ,  *光駆動 ,  微生物 ,  生物

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 運動 ,  分子 ,  光駆動