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J-GLOBAL ID:200903057556569018

筒内直噴式火花点火エンジンの燃焼室構造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 伊藤 進
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996024331
Publication number (International publication number):1997209762
Application date: Feb. 09, 1996
Publication date: Aug. 12, 1997
Summary:
【要約】【目的】 成層燃焼時の燃料噴射終了時期を燃料噴射量に応じて広範囲に設定できるようにする。【構成】 燃焼室14をペントルーフ形とし、インジェクタ15を燃焼室14の頂部12bに垂直に配設し、またスレート状の吸気ポート16を排気側ペントルーフ面12dの延長線LEXとほぼ平行か鋭角に傾斜させて筒内吸入空気が排気側ペントルーフ面12d方向へ流出してタンブル流が生起されるようにする。またピストン頂面13aには、排気側ペントルーフ面側から流入するタンブル流を上記吸気側ペントルーフ面方向へターンさせるために曲面形状のキャビティ13bを形成し、点火プラグ23の発火部23aをキャビティ13bからのタンブル流の流出方向に配設する。極低負荷運転時の燃料噴射時期は点火直前で終了する噴霧の後端に着火させ、また低中負荷運転時の燃料噴霧は上記キャビティ13bに衝突して上方へ巻上がった噴霧に着火する。そして、加速時の早期噴射では筒内吸入空気のタンブル流に沿って噴霧が巻上がり点火プラグ23の点火部23aに着火可能な混合気を形成する。
Claim (excerpt):
吸気ポートを通過して供給される筒内吸入空気にタンブル流を生起させる筒内直噴式火花点火エンジンの燃焼室構造において、燃焼室の吸気側ルーフ面に開口する上記吸気ポートを、上記筒内吸入空気が燃焼室頂部から排気側ルーフ面へ巻回してタンブル流を生成するように上記排気側ルーフ面の延長線に対しほぼ平行か或は鋭角に配設し、またピストン頂面に、上記排気側ルーフ面側からのタンブル流を上記吸気側ルーフ面方向へターンさせると共にインジェクタからの燃料噴霧を衝突後反射可能な曲面形状のキャビティを形成し、さらにこのキャビティに流入したタンブル流及びこのキャビティに衝突した燃料噴霧の流出位置或は流出方向に点火プラグの発火部を配設したことを特徴とする筒内直噴式火花点火エンジンの燃焼室構造。
IPC (4):
F02B 23/10 ,  F02B 23/08 ,  F02F 3/26 ,  F02M 61/14 310
FI (6):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/08 S ,  F02B 23/08 Q ,  F02B 23/08 E ,  F02F 3/26 A ,  F02M 61/14 310 D
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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