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J-GLOBAL ID:200903075770603671

内燃機関の燃料性状判定装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 加古 宗男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999356807
Publication number (International publication number):2000282948
Application date: Dec. 16, 1999
Publication date: Oct. 10, 2000
Summary:
【要約】【課題】 噴射する燃料の性状を精度良く判定できるようにする。【解決手段】 燃料噴射弁から噴射した燃料が気筒内に吸入されるまでの燃料輸送系の燃料の挙動をモデル化した燃料輸送系モデルを用い、この燃料輸送系モデルの燃料の蒸発時定数又はそれに依存する物理量をシステム同定理論により演算し、その演算結果から燃料性状を判定する。システム同定理論は、制御対象の入出力情報を用いて制御対象の伝達関数のパラメータを算出する理論である。燃料輸送系モデルの出力情報となる筒内吸入燃料量(燃焼燃料量)は、空燃比センサで検出した排ガスの空燃比から推定できるが、燃料輸送系モデルの出力変化が空燃比センサの出力変化に現れるまでに遅れがあるため、この遅れをモデル化したセンサモデルを用いて燃料噴射量を遅れ補正する(つまり入力情報の位相を遅らせる)ことで、システム同定モデルの入出力情報の位相を同期させる。
Claim (excerpt):
内燃機関に供給する燃料の性状を判定する燃料性状判定装置において、燃料噴射弁から噴射する燃料の噴射量を前記内燃機関の運転状態に基づいて演算する噴射量演算手段と、前記内燃機関から排出される排ガスの空燃比を検出する空燃比センサと、前記燃料噴射弁から噴射した燃料が前記内燃機関の気筒内に吸入されるまでの燃料輸送系の燃料の挙動をモデル化した燃料輸送系モデルを用い、該燃料輸送系モデルの出力変化が前記空燃比センサの出力変化に現れるまでの遅れを考慮して前記燃料噴射量と前記空燃比センサの出力とに基づいて該燃料輸送系モデルの燃料の蒸発時定数又はそれに依存する物理量(以下これらを「燃料性状パラメータ」という)を演算するパラメータ演算手段と、前記パラメータ演算手段で演算された燃料性状パラメータに基づいて燃料性状を判定する燃料性状判定手段とを備えていることを特徴とする内燃機関の燃料性状判定装置。
IPC (3):
F02D 45/00 364 ,  F02D 45/00 310 ,  F02D 41/04 330
FI (3):
F02D 45/00 364 K ,  F02D 45/00 310 B ,  F02D 41/04 330 C
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (13)
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