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J-GLOBAL ID:200903083018063334

化学発光試薬の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 久保田 耕平
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999295818
Publication number (International publication number):2001115155
Application date: Oct. 18, 1999
Publication date: Apr. 24, 2001
Summary:
【要約】【課題】 ペルオキシダーゼ酵素量に依存して過酸化物等により化学発光し、ペルオキシダーゼ酵素活性の測定が可能であり、かつ、変異原性を有する副生物を含有しない、ルシゲニン電荷移動錯体を主成分とする化学発光試薬の製造方法を提供する。【解決手段】 N,N'-ジ置換-9,9'-ビスアクリジニウム塩類(ルシゲニン等)及び N,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物の混合物を特定温度条件下に光照射することにより、変異原性を有する不純物の副生を抑えて、安全性の高いN,N'-ジ置換-9,9'-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体を主成分とする化学発光試薬を製造方法。
Claim (excerpt):
下記一般式(1)【化1】(上記一般式(1)において、R1 及びR2 は、アルキル基、アリール基及びハロゲン化アリール基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、R3R4R5 及びR6 は、水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基及びハロゲン基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、Xはn価の陰イオンであり、nは1又は2である。)で表されるN,N'-ジ置換-9,9'-ビスアクリジニウム塩類及び下記一般式(2)【化2】(上記一般式(2)において、R1 は、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基及び炭素数6〜20のアリール基からなる群より選択され、アリール基は、アルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、水酸基及びアミノ基等で置換されていてもよく、R2 は、メチル基及びエチル基からなる群より選択され、R3 は、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基及び炭素数6〜20のアリール基からなる群より選択され、アリール基は、アルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、水酸基及びアミノ基等で置換されていてもよく、また、R1 及びR3 は、互いに結合して、それぞれが結合しているカルボニル基の炭素原子及びアミド基の窒素原子と共に環を形成していてもよい。)で表される N,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物の混合物を、 N,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物の融点以上35°C以下の温度範囲において光照射することにより、下記一般式(3)【化3】(上記一般式(3)において、R1 及びR2 は、アルキル基、アリール基及びハロゲン化アリール基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、R3R4R5 及びR6 は、水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基及びハロゲン基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、X・は、前駆体ビスアクリジニウム塩の対アニオンから電子が移動した残基である酸ラジカルを示す。)で表されるN,N'-ジ置換-9,9'-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体を生成させることを特徴とする化学発光試薬の製造方法。
IPC (2):
C09K 11/07 ,  C12Q 1/28
FI (2):
C09K 11/07 ,  C12Q 1/28
F-Term (11):
4B063QA01 ,  4B063QQ22 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QQ79 ,  4B063QR41 ,  4B063QR50 ,  4B063QR56 ,  4B063QR66 ,  4B063QS02 ,  4B063QX02
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (13)
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Cited by examiner (1)

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