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J-GLOBAL ID:201603010217222717

リグノフェノール-セルロース複合体の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 進藤 卓也 ,  中道 佳博 ,  大平 和幸
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2015209405
Patent number:5984100
Application date: Oct. 23, 2015
Summary:
【課題】 植物資源から、より簡易かつ効率的にリグノフェノール-セルロース複合体を製造することができる方法を提供すること。 【解決手段】 リグノフェノール-セルロース複合体の製造方法を開示する。本発明の方法は、植物資源粉末にフェノール類材料を添加して、フェノール類収着粉末を得る工程;撹拌翼を備える反応器内にフェノール類収着粉末および濃酸を添加して反応液を得、そして反応器内で反応液に剪断力を付加して該フェノール類収着粉末と該濃酸とを反応させる工程;反応液を水と接触させて反応をクエンチする工程;およびクエンチした反応液を固液分離する工程;を包含する。ここで、反応工程(b)に要する時間は5秒間から10分間であり、反応工程(b)において、反応液に付加される剪断力は反応器における撹拌翼の所定の翼周速度で表され、そして撹拌翼の翼周速度は3π(m/秒)から50π(m/秒)である。 【選択図】 図1
Claim (excerpt):
【請求項1】 リグノフェノール-セルロース複合体の製造方法であって、 (a)植物資源粉末にフェノール類材料を添加して、フェノール類収着粉末を得る工程; (b)撹拌翼を備える反応器内に該フェノール類収着粉末および濃酸を添加して反応液を得、そして該反応器内で該反応液に剪断力を付加して該フェノール類収着粉末と該濃酸とを反応させる工程; (c)該反応液を水と接触させて反応をクエンチする工程;および (d)該クエンチした反応液を固液分離する工程; を包含し、 ここで、 該反応工程(b)に要する時間が5秒間から5分間であり、 該反応工程(b)において、以下の式で表される該反応器における該撹拌翼の翼周速度V(m/秒): (ここで、Diは該撹拌翼の翼直径(m)であり、Niは該撹拌翼の翼数であり、そしてRは回転数(rpm)である)が該反応液に付加される該剪断力の指標として表され、そして 該反応工程(b)における該撹拌翼の該翼周速度が3π(m/秒)から50π(m/秒)である、方法。
IPC (2):
B09B 3/00 ( 200 6.01) ,  C08H 7/00 ( 201 1.01)
FI (2):
B09B 3/00 304 Z ,  C08H 7/00 ZAB
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (7)
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Cited by examiner (7)
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Article cited by the Patent:
Cited by applicant (1)
  • 化学工学会第75年会研究発表講演要旨集, 310
Cited by examiner (1)
  • 化学工学会第75年会研究発表講演要旨集, 310

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