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J-GLOBAL ID：201202239767357427   整理番号：12A0604839

量子状態を用いたグループ秘密分散を利用した量子リレー方式

著者 (3件)： 鈴木貴士 (北大 大学院情報科学研究科) ,  富田章久 (北大 大学院情報科学研究科) ,  岡本淳 (北大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会大会講演論文集  (電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集)
巻： 2012  号： 基礎・境界  ページ： 180  発行年： 2012年03月06日 
JST資料番号： G0508A  ISSN： 1349-1369  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 量子リレーにおける中継者を,グループ秘密分散によって秘密情報を分散させたグループとすることで,秘密鍵中継の信頼性を量子リレーよりも高めうる方式を提案した。本方式はグループ秘密分散を用いているため,グループのメンバー全員が協力しない限り,メンバーがAとBで共有する乱数鍵を知ることはできない。公開した情報はAとBが当初,生成した乱数の各桁の一致不一致の情報のみであるため,安全である。また一般に量子鍵配布の場合,中継グループ数と乱数のリソース数の関係は指数関数的になるが,本提案方式ではこの関係が線形となるのも利点である。(著者抄録)

シソーラス用語： 分散管理 ,  *秘密鍵暗号 ,  *通信中継 ,  分散処理 ,  *量子暗号 ,  量子状態
準シソーラス用語： グループ ,  秘密分散

分類 (1件)： 符号理論  (ND02030R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 量子状態 ,  グループ ,  秘密分散 ,  量子 ,  リレー