特許
J-GLOBAL ID:201303048620819205

ヘテロジニアス・マルチプロセッサシステムの制御方法及びマルチグレイン並列化コンパイラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 後藤 政喜 ,  藤井 正弘 ,  飯田 雅昭
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-157301
公開番号(公開出願番号):特開2007-328415
特許番号:特許第4936517号
出願日: 2006年06月06日
公開日(公表日): 2007年12月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】複数の汎用プロセッサと、 前記汎用プロセッサとは異なる命令セットを実行するプロセッサである一又は複数のアクセラレータとを含むヘテロジニアス・マルチプロセッサシステムにタスクを割り当てる制御方法であって、 予め設定した複数のタスクの制御依存性及びデータ依存性の少なくとも一方の依存性を解析し、複数のタスク間の依存関係に基づいて実行可能なタスクを抽出する処理と、 前記抽出したタスク間の制御依存性及びデータ依存性の少なくとも一方の依存性に基づいて前記タスクの並列性を抽出する処理と、 前記抽出したタスクの並列性に基づいて前記複数の汎用プロセッサをグルーピングした汎用プロセッサグループに前記抽出したタスクを割り当てる処理と、 前記タスクの並列性に係わらず一以上のアクセラレータをアクセラレータグループとしてグルーピングする処理と、 前記抽出したタスクの実行コストを演算する処理と、 前記実行コストに基づいて抽出したタスク毎の優先度を演算する処理と、 前記タスク毎の優先度を演算する処理で求めたタスク毎の優先度に基づいて、前記抽出したタスクから割り当てを行うタスクを決定する処理と、 前記決定したタスクを前記アクセラレータグループで実行したときの実行コストと、前記決定したタスクを前記汎用プロセッサグループで実行したときの実行コストとを比較する処理と、 前記比較の結果、前記アクセラレータグループの前記実行コストが小さいときには当該タスクを前記アクセラレータグループに割り当て、前記比較の結果、第1のプロセッサの実行コストが小さいときには、当該タスクを前記汎用プロセッサグループへ割り当てる処理と、 を含み、 前記実行コストを比較する処理は、 現在時刻で前記汎用プロセッサグループ及び前記アクセラレータグループに割り当てられている最後のタスクの推定終了時刻を算出する処理と、 前記タスクを前記汎用プロセッサグループ及び前記アクセラレータグループで処理したときのタスク処理時間とをそれぞれ演算する処理と、 前記タスクを前記汎用プロセッサグループ及び前記アクセラレータグループで実行するために必要なデータ転送に要するデータ転送時間を演算する処理と、 前記汎用プロセッサグループにおける最後のタスクの推定終了時刻に前記タスク処理時間を加算した値に前記データ転送時間を加味した値と、前記アクセラレータグループにおける最後のタスクの推定終了時刻に前記タスク処理時間を加算した値に前記データ転送時間を加味した値と、を比較する処理と、 を含むことを特徴とするヘテロジニアス・マルチプロセッサシステムの制御方法。
IPC (1件):
G06F 9/50 ( 200 6.01)
FI (1件):
G06F 9/46 465 A
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示
引用文献:
前のページに戻る