抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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本研究は,平面空間における間口幅が開口部を通過する避難群集の流動に対して与える影響を把握することを目的とする。空間幅6000mmの広幅員空間について開口幅と開口部までの歩行距離を変化させた群集流動実験を実施し,流動係数,歩行速度,密度,軌跡に基づき,開口部の局所的な流動性状を把握した。開ロ部における流動係数,密度,歩行速度については,1)定常状態の流動係数について,間口幅800mmから2400mm,開口部までの距離6000mm以下の場合,開口幅の影響は小さい。2)離れた場所から開口部に近づく場合,間口幅が800mm以上2400mm以下において,定常状態における開口部通適時の歩行速度は開口幅に比例して増加し,開口部の局所的な密度は開口幅の増加に従って減少する,等の結論を得た。