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J-GLOBAL ID:201702218554890151   整理番号:17A0269111

S=3/2の完全カゴメ格子反強磁性体KCr3(OH)6(SO4)2(Cr-ジャロサイト)におけるDzyaloshinsky-Moriya相互作用と基底状態のXバンドおよび高周波ESRによる検討

Dzyaloshinsky-Moriya Interaction and the Ground State in S=3/2 Perfect Kagome Lattice Antiferromagnet KCr3(OH)6(SO4)2 (Cr-Jarosite) Studied by X-Band and High-Frequency ESR
著者 (13件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 024703.1-024703.6  発行年: 2017年02月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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X-bandおよび高周波電子スピン共鳴(ESR)によって単結晶S=3/2の完全カゴメ格子反強磁性体であるKCr3(OH)6(SO4)2(Cr-ジャロサイト)を研究する。カゴメ面(c軸)および面内に垂直なg値は,265Kで観測された高周波ESRによってgc=1.9704±0.0002およびgξ=1.9720±0.0003と決定された。120GHzの反強磁性ギャップを有する反強磁性共鳴(AFMR)は,1.9Kで観測され,それはTN=4.5Kより低かった。反強磁性共鳴従来の分子場理論を用いたAFMRモードの解析では,dp=0.27K,dz=0.07Kであった。此処で,dpおよびdzは,Dzyaloshinsky-Moriya(DM)相互作用のdベクトルの面内成分および面外成分である。これらの結果と,Okutaらによって推定されたJ=6.15Kの交換相互作用に基づいて,Elhajal及びその他によるカゴメ格子上の古典的なHeisenbergスピンを用いたモンテカルロシミュレーション結果に関連してCr-ジャロサイトの基底状態が議論された。最後に,296KでX線ESRで観測された線幅と線状の角度依存性は,二次元Heisenberg反強磁性体の典型的な挙動を示し,Cr-ジャロサイトの良好な二次元性を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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その他の無機化合物の磁性  ,  その他の無機化合物のEPR 

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