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J-GLOBAL ID：201702272276174250   整理番号：17A0738023

LHC高輝度アップグレード用超伝導磁石の開発(10)-2mモデル磁石1b号機の磁場測定-

著者 (19件)： 榎本瞬 (高エネルギー加速器研究機構) ,  菅野未知央 (高エネルギー加速器研究機構) ,  中本建志 (高エネルギー加速器研究機構) ,  鈴木研人 (高エネルギー加速器研究機構) ,  川又弘史 (高エネルギー加速器研究機構) ,  岡田尚起 (高エネルギー加速器研究機構) ,  池本由希子 (高エネルギー加速器研究機構) ,  岡田竜太郎 (高エネルギー加速器研究機構) ,  東憲男 (高エネルギー加速器研究機構) ,  荻津透 (高エネルギー加速器研究機構) ,  佐々木憲一 (高エネルギー加速器研究機構) ,  木村誠宏 (高エネルギー加速器研究機構) ,  田中賢一 (高エネルギー加速器研究機構) ,  大畠洋克 (高エネルギー加速器研究機構) ,  飯田真久 (高エネルギー加速器研究機構) ,  菅原繁勝 (高エネルギー加速器研究機構) ,  高橋直人 (高エネルギー加速器研究機構) ,  MUSSO Andrea (CERN) ,  TODESCO Ezio (CERN)
資料名： 低温工学・超電導学会講演概要集  (低温工学・超電導学会研究発表会講演概要集)
巻： 94th  ページ： 101  発行年： 2017年05月22日 
JST資料番号： G0564B  ISSN： 0919-5998  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 欧州原子核研究機構(CERN)のLHC加速器では高輝度化アップグレードを計画している。高エネルギー加速器研究所(KEK)では粒子衝突点近くの超伝導双極磁石(D1)の開発を行っている。磁石は口径150mm,全長7mとなり,超伝導コイルにはNbTi超伝導線を用い,磁場は12kA,1.9Kで5.6T,積分磁場長35Tmを公称値としている。これまでKEKでは,性能検証のため,実機7mに対して直線部を短くした機械長2mのモデル磁石の所内開発を行ってきた。2016年に最初のモデル磁石1号機(MBXFS01)の冷却・励磁試験を行った。その結果,励磁中にポール部分の予備応力が完全に抜けきってしまったため,クエンチ性能が所定の条件を十分に満たすことができないことが判明した。このためモデル磁石1号機を分解して,予備応力を増やすための改造を行うことになった。改造されたモデル磁石1b号機(MBXFS01b)は,2017年2月から冷却・励磁試験を行い,クエンチ性能が大幅に改善されたことが確認できた。本講演では,モデル磁石1b号機の磁場測定結果について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *衝突型加速器 ,  輝度 ,  *超伝導磁石 ,  *磁場測定 ,  *LHC【加速器】 ,  高輝度 ,  加速器用超伝導磁石

分類 (1件)： 素粒子・核物理実験技術一般  (BE01010F)

タイトルに関連する用語 (8件)： LHC ,  高輝度 ,  アップグレード ,  超伝導磁石 ,  開発 ,  モデル ,  磁石 ,  磁場測定