抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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重量子線がん治療を実現したHIMACと同等の出力を持つ高温超電導技術を活用した次世代超電導サイクロトロン開発の一環として,新しいパンケーキコイル構造を採用したコイルを設計した。従来のAVFサイクロトロンのコンパクト性とリングサイクロトロンの大出力への拡張性の両特性を持つ空心の高温超電導コイルだけで磁場形成を行うサイクロトロンである。サイクロトロンの試設計として,超電導線材を用いた集束コイルを用いた磁場形成を示し,ビーム取出し半径および平均磁場等の設定を紹介した。セクタコイルの設計とセクタコイルが4対納まるメインコイルの設計について述べた。Yoroi-Coil構造により,応力(BJR)の制約条件が1.5GPaに緩和された。