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J-GLOBAL ID：201602220872493660   整理番号：16A0235681

SACLA,X線時間分解測定によるフェムト秒ダイナミクス研究への進展 SACLAを用いた硬X線光電子分光実験~フェムト秒時間分解測定を目指して~

Hard X-ray photoelectron spectroscopy experiment at SACLA~towards femtosecond time-resolved measurement~

著者 (8件)： 大浦正樹 (理研 放射光科学総合研究セ) ,  OLOFF Lars Philip (理研 放射光科学総合研究セ) ,  OLOFF Lars Philip (Univ. Kiel, Kiel, DEU) ,  ROSSNAGEL Kai (理研 放射光科学総合研究セ) ,  ROSSNAGEL Kai (Univ. Kiel, Kiel, DEU) ,  CHAINANI Ashish (理研 放射光科学総合研究セ) ,  松波雅治 (理研 放射光科学総合研究セ) ,  松波雅治 (豊田工大)
資料名： 放射光  (日本放射光学会誌)
巻： 29  号： 1  ページ： 14-22  発行年： 2016年01月31日 
JST資料番号： L0956A  ISSN： 0914-9287  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 硬X線光電子分光法(HAXPES)は,固体のバルク電子状態を直接観察するのに最も有力な手段として知られている。過渡的な電子状態をフェムト秒~サブピコ秒の時間スケールで観察できるようにするため,我々は2010年より時間分解HAXPESシステムの開発を進めてきた。X線自由電子レーザー施設SACLAにおいて,時間分解HAXPESシステムの性能評価実験を行った。また最初の応用実験として,内殻光電子スペクトルにおける空間電荷効果の時分割測定を行ったのでその結果について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *X線光電子スペクトル ,  *X線自由電子レーザ ,  フェムト秒 ,  硬X線 ,  時間分解分光法 ,  効果 ,  光プローブ
準シソーラス用語： SACLA【レーザ】 ,  空間電荷効果 ,  *硬X線光電子スペクトル

分類 (1件)： 電子分光スペクトル  (BM09060K)

引用文献 (39件)：

• 例えば, S. Hüffier: Photoelectron Spectroscopy: Principles and Applications (Springer, Berlin, 2003).
• A. X. Gray et al.: Nat. Mater. 10, 759 (2011).
• A. X. Gray et al.: Nat. Mater. 11, 957 (2012).
• E. Ikenaga et al.: J. Electron Spectrosc. Relat. Phenom. 190, 180 (2013).
• A. Sekiyama et al.: New J. Phys. 12, 043045 (2010).

タイトルに関連する用語 (8件)： SACLA ,  X線 ,  フェムト秒 ,  ダイナミクス ,  研究 ,  進展 ,  硬X線光電子分光 ,  実験