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J-GLOBAL ID：201602263336420774   整理番号：16A0659836

宮城県での促成栽培イチゴにおけるクラウン温度制御技術の現地実証

Experiment on the Crown-temperature Control Technique in Forcing Culture of Strawberries in Miyagi

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著者 (13件)： 壇和弘 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  菅野亘 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  菅野亘 (農水省) ,  中原俊二 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  後藤直子 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  後藤直子 (農水省) ,  岩崎泰永 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  高野岩雄 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  高野岩雄 (宮城県農業・園芸総合研) ,  沖村誠 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  日高功太 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  高山智光 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  今村仁 (農業・食品産業技術総合研究機構)
資料名： 九州沖縄農業研究センター報告(Web)  (Bulletin of the NARO Kyushu Okinawa Agricultural Research Center (Web))
号： 64  ページ： 1-11 (WEB ONLY)  発行年： 2015年10月22日 
JST資料番号： U0794A  ISSN： 2189-6119  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 宮城県亘理郡山元町での促成作型のイチゴ‘もういっこ’の高設栽培に,クラウン部の温度を20°C前後に維持するクラウン温度制御技術を導入し,生育および収量に及ぼす影響について調査した。クラウン温度制御により,高温期に冷却すると,頂果房と第1次腋果房の果房間葉数は少なくなり,第1次腋果房の出蕾は早まった。また,低温期に加温すると,草勢が維持されるとともに生育は促進され,第2次腋果房の出蕾も早まった。総商品果収量は,クラウン温度制御により,9~15%増加した。以上の結果から,クラウン温度制御は,宮城県での促成栽培イチゴの生育促進および増収に有効であることが実証された。(著者抄録)

シソーラス用語： *イチゴ ,  *促成栽培 ,  宮城県 ,  *温度制御 ,  *栽培管理 ,  作物収量 ,  花芽形成 ,  植物成長 ,  *果物 ,  植物生理
準シソーラス用語： *クラウン温度制御

分類 (1件)： 果樹  (FC03042G)

引用文献 (16件)：

• 壇和弘(2008)イチゴ=クラウン部の温度管理による花芽分化促進と生育制御.最新農業技術野菜vol.1 . p.313-319 . 農山漁村文化協会, 東京.
• 壇和弘(2010)周年生産をめざすイチゴの最先端技術. イチゴのクラウン温度制御技術. 農耕と園芸65(12):40-43.
• 伏原肇(2004)第3 章高設栽培の栽培環境と施設・資材の検討 3 暖房の効果と暖房機の要否. イチゴの高設栽培栽培のポイントと安定化の課題. p.49-55. 農山漁村文化協会,東京.
• 鹿野弘・高野岩雄・関根崇行・大沼康・庄子孝一・本多信寛(2006)イチゴ‘もういっこ’の育成経過と特性. 宮城農園研報告76:41-51.
• 北島伸之・佐藤公洋(2008)イチゴ‘あまおう’の早期作型における定植後の遮光処理による第1次腋花房の花芽分化促進. 福岡農総試研報27:53-57.

タイトルに関連する用語 (7件)： 宮城 ,  促成栽培 ,  イチゴ ,  クラウン ,  温度制御 ,  現地 ,  実証