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J-GLOBAL ID：201102276455201867   整理番号：11A1779454

高炉セメントの材料特性が実構造物の温度ひび割れに及ぼす影響

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著者 (5件)： 小松怜史 (横浜国大 大学院環境情報学府) ,  大野又稔 (横浜国大 大学院環境情報学府) ,  細田暁 (横浜国大 大学院環境情報研究院) ,  林和彦 (横浜国大 大学院工学研究院) ,  津野和宏 (首都高速道路)
資料名： 日本コンクリート工学会委員会報告書・論文集  (日本コンクリート工学会委員会報告書・シンポジウム論文集)
巻： JCI-C78  ページ： 45-51  発行年： 2011年08月01日 
JST資料番号： L0215A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高炉セメントを用いたコンクリート構造物において,設計時での予測よりもかなり大きなひび割れが生じた。調査結果から,底版に拘束された壁は,目地が無く,一日で打ち込まれており,2社の工場から出荷されたコンクリートが打ち分けられ,場所によりひび割れの発生状況が異なっていた。表面透気試験,表面吸水試験,テストハンマーなどを用いて表層品質とひび割れ発生状況との関連を調べた。さらに使用された2社の高炉セメントの化学成分分析を行い,高温履歴を与えたときの自己収縮特性や割裂引張強度を計測し,実構造物での調査結果に考察を加えた。(著者抄録)

シソーラス用語： *高炉セメント ,  特性 ,  亀裂 ,  *構造物 ,  目地 ,  コンクリート ,  透気試験 ,  吸水 ,  表層 ,  分析 ,  高温 ,  収縮 ,  引張強さ ,  亀裂幅 ,  コンクリート構造物 ,  *温度ひび割れ ,  *材料特性 ,  成分分析 ,  割裂引張強さ ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： ひび割れ ,  ひび割れ幅 ,  化学成分分析 ,  割裂引張強度 ,  自己収縮

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (8件)：

• 1)混和材を使用したコンクリートの物性変化と性能評価研究小委員会(333委員会)No.2, コンクリート技術シリーズ, No.89, 2010
• 2)林 和彦, 細田暁:コンクリート実構造物に適用できる表層吸水試験方法の開発, コンクリート工学年次論文集, Vol.33, 2011(投稿中)
• 3) Torrent, R.J.:A two-chamber vacuum cell for measuring the coefficient of permeability to air of the concrete cover on site, Material & Structure, vol.25, No.150, pp.358-365, July 1992
• 4)細田 暁, 林 和彦, 下田智也, 吉田早智子:コンクリート表層のマイクロクラックが表面の吸水性と透気性におよぼす影響, セメント・コンクリート論文集, No.63, pp.196-203, 2010.2
• 5) Ha Ngoc Son and Akira Hosoda: Detection of Microcracking in Concrete Subjected to Elevated Temperature at Very Early Age by Acoustic Emission, Journal of Advanced Concrete Technology, 8(2) 201-211, 2010

タイトルに関連する用語 (4件)： 高炉セメント ,  材料特性 ,  実構造物 ,  温度ひび割れ