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J-GLOBAL ID:202202218058987512   整理番号:22A1215958

大豆タンパク質のミクロ構造制御を基盤技術とする新規肉様食品の開発

Development of Novel Meat Analogue Based on the Microstructure Control of Soybean Proteins
著者 (11件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 35-44(J-STAGE)  発行年: 2022年03月15日 
JST資料番号: L4409A  ISSN: 1345-7942  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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人口増加への対策として,植物ベースの新たなタンパク源の確保が課題となっている.本研究では,大豆を利用した代替肉の作製を実施した.大豆粉をベースとしてアルギン酸,繊維,油脂などを原料とし,凍結後にカルシウムによる架橋処理を施しゲルを作製した.このゲルに再度凍結・解凍,タンパク質溶液の浸潤・ゲル化を施すことで,層状の肉様組織化構造物を作製した.そして,冷凍による組織状構造の形成挙動や,繊維の有無が構造物の物性に及ぼす影響を明らかにした.また,官能評価から,食感は木綿豆腐よりも有意に好まれ,より畜肉に近かった.これらの結果から,提案した新規構造物作製法は,より畜肉に近い食感を有する大豆ベースの代替肉の製造手段として有望であることが示唆された.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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食品蛋白質  ,  食品の品質 
引用文献 (31件):
  • 1) M. Miyazaki; “Structure of calorie supply (Karori kyoukyu no kouzou)” (in Japanese). “Chemistry and Biology (Kagaku to seibutsu)”, 9, 335-338 (1971).
  • 2) A. D. González, B. Frostell, A. Carlsson-Kanyama; Protein efficiency per unit energy and per unit greenhouse gas emissions: Potential contribution of diet choices to climate change mitigation. Food Polic., 36, 562-570 (2011).
  • 3) K. Ogawa, K. Aoki; “Global environmental impacts of sustainable food production (Jizoku kanou na shokuryou seisan no chikyu kankyo heno eikyou)” (in Japanese). J. Innovat. Manag., 17, 171-191. (2020).
  • 4) M. Clark, D. Tilman; Comparative analysis of environmental impacts of agricultural production systems, agricultural input efficiency, and food choice. Env. Res. Lett., 12, 064016 (2017).
  • 5) J. Sabaté, S. Soret; Sustainability of plant-based diets: Back to the future. Am. J. Clin. Nutr., 100, 476S-482S (2014).
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