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J-GLOBAL ID：200902220459388615   整理番号：08A1193799

乳酸重合酵素を利用する乳酸に基づいたポリエステルのための微生物工場

A microbial factory for lactate-based polyesters using a lactate-polymerizing enzyme

著者 (11件)： TAGUCHI Seiichi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  YAMADA Miwa (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  MATSUMOTO Ken’ichiro (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  TAJIMA Kenji (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SATOH Yasuharu (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  MUNEKATA Masanobu (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  OHNO Katsuhiro (Toyota Central Res. and Dev. Lab., Aichi, JPN) ,  KOHDA Katsunori (Toyota Central Res. and Dev. Lab., Aichi, JPN) ,  SHIMAMURA Takashi (Toyota Central Res. and Dev. Lab., Aichi, JPN) ,  KAMBE Hiromi (Toyota Motor Corp., Aichi, JPN) ,  OBATA Shusei (Toyota Motor Corp., Aichi, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 105  号： 45  ページ： 17323-17327  発行年： 2008年11月11日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ乳酸(PLA)は生物起源のプラスティック原料の代表である。従来の生物的PLA合成法で用いられる金属触媒には健康や安全性に問題があり,その代替法として改変ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)シンターゼの乳酸コエンザイムA(LA-CoA)単量体に対する重合作用の利用を検討した。CoAトランスフェラーゼ遺伝子を含む大腸菌にさらにPHAシンターゼ遺伝子を導入した組換体を作成した。組換体を培養することで,乳酸を6%,3-ヒドロキシ酪酸を94%含むコポリマーが合成された。質量分析法やNMRなどで調べた結果,数平均分子量は1.9×10⁵であった。この生物的合成過程は,再利用バイオマスから一段階で乳酸性ポリエステルを合成できる微生物工場のようである。

シソーラス用語： *ポリ乳酸 ,  *アシルトランスフェラーゼ ,  ポリエステル ,  CoAトランスフェラーゼ ,  大腸菌 ,  組換タンパク質 ,  共重合体 ,  バイオマス ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  第二アルコール ,  *ポリヒドロキシアルカン酸シンターゼ ,  微生物
準シソーラス用語： コポリマー

分類 (1件)： 酵素の応用関連  (EB09100B)

物質索引 (3件)： 3-ヒドロキシ酪酸 ,  乳酸 ,  ラクチルCoA

タイトルに関連する用語 (6件)： 乳酸 ,  重合 ,  酵素 ,  ポリエステル ,  微生物 ,  工場