特許
J-GLOBAL ID:200903001891952840

廃水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-095071
公開番号(公開出願番号):特開2001-276885
出願日: 2000年03月30日
公開日(公表日): 2001年10月09日
要約:
【要約】【課題】高速ろ過装置のメリットを生かしながら、廃水中の有機物、リン、或いは廃水中の有機物、リン、窒素を効率良く除去することのできる。【解決手段】生物反応装置14の嫌気槽36でのリン蓄積菌のリン放出のための栄養源として利用するにおいて、高速ろ過装置12のろ材層22を逆洗する逆洗水として流入廃水を用いると共に、逆洗排泥を逆洗排泥槽18で攪拌しながら一定時間滞留させて有機酸生成量を高めた逆洗汚泥を嫌気槽36に投入するようにした。これにより、高速ろ過装置12から生物反応装置14に有機物含有量の低いろ過水が供給される場合でも、嫌気槽36でのリン蓄積菌のリン放出を促進させることができるので、高速ろ過装置12のメリットを生かしながら、有機物とリンの除去を安定的に行うことができる。
請求項(抜粋):
流入する廃水中の有機物とリンの除去を行う廃水処理装置において、嫌気槽と好気槽を有し生物学的な処理を行う生物反応装置と、前記生物反応装置の前段に設けられ、前記廃水をろ材層で強制ろ過させることにより前記廃水中の濁質成分の除去率を高めた高速ろ過装置と、前記ろ材層を前記流入する廃水で逆洗するろ材逆洗系路と、前記ろ材層を逆洗して発生する逆洗排泥を滞留させる逆洗排泥槽と、前記逆洗排泥槽内の逆洗排泥を攪拌する攪拌手段と、前記逆洗排泥槽で攪拌・滞留を行った排泥汚泥を前記嫌気槽に投入する嫌気槽投入系路と、を備えたことを特徴とする廃水処理装置。
IPC (4件):
C02F 3/30 ZAB ,  C02F 3/30 ,  B01D 24/00 ,  B01D 29/66
FI (9件):
C02F 3/30 ZAB A ,  C02F 3/30 C ,  B01D 29/08 520 A ,  B01D 29/08 530 C ,  B01D 29/08 530 D ,  B01D 29/08 540 A ,  B01D 29/38 510 B ,  B01D 29/38 520 C ,  B01D 29/38 540
Fターム (7件):
4D040BB05 ,  4D040BB14 ,  4D040BB32 ,  4D040BB54 ,  4D040BB57 ,  4D040BB72 ,  4D040BB93
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 新しい活性汚泥法, 19970405, 第4版, p.56-p.58

前のページに戻る