特許
J-GLOBAL ID:200903002030129545 ニトリラーゼおよびニトリラーゼを用いるカルボン酸の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (3件):
清水 初志
, 新見 浩一
, 川本 和弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-195014
公開番号(公開出願番号):特開2008-022706
出願日: 2006年07月18日
公開日(公表日): 2008年02月07日
要約:
【課題】 有機溶媒耐性の高いニトリラーゼを利用して、ニトリルから効率的にカルボン酸を製造する方法を提供する。【解決手段】 ニトリル化合物を、有機溶媒を含む水溶液中で、アースロバクター エスピー F-73株に由来し、特定の理化学的性質を有するニトリラーゼと接触させ、生成されるカルボン酸を回収する工程を含む、カルボン酸の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
アースロバクター エスピー F-73株に由来し、下記の理化学的性質を有するニトリラーゼ;
[1]作用:
ニトリル化合物のニトリル基に作用し、ニトリル基を酸化してカルボキシル基にする、
[2]基質特異性:
2-チオフェンアセトニトリルに作用するが、アセトニトリル、ベンゾニトリルに作用しない、
[3]至適pH:
pH6.0〜8.0(反応温度30°C)でニトリラーゼの酸化活性が至適である、
[4]至適温度:
40〜45°Cでニトリル基の酸化作用が最大活性を示す、
[5]pH安定性:
pH5.0-11.0が安定領域である、および
[6]分子量:
ゲルろ過法による分子量が約530kDa、
SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動により、分子量約44kDaのサブユニットに分離される、
[7]有機溶媒耐性:
メタノール、エタノール、アセトン、DMSOおよび2-プロパノールからなる群から選択されたいずれかの有機溶媒を20%(V/V)含む水溶液で、20°Cで60分間処理して50%以上の残存活性を示す。
IPC (2件): FI (2件): Fターム (12件):
4B050CC01
, 4B050DD02
, 4B050FF09C
, 4B050FF11C
, 4B050KK11
, 4B064AD01
, 4B064CA02
, 4B064CA21
, 4B064CB30
, 4B064CD12
, 4B064CE10
, 4B064CE11
引用特許: 出願人引用 (4件) -
特開平4-341185号公報
-
米国公開特許20040002147号公報
- ニトリラーゼ高生産性微生物菌体の製造法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-151758
出願人:日本曹達株式会社
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審査官引用 (4件) 全件表示
引用文献: 審査官引用 (1件) -
日本生物工学会大会講演要旨集 (2004) vol.2004, p.113(3A10-2)
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