特許
J-GLOBAL ID:200903006166374727

切羽前方探査装置および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-278312
公開番号(公開出願番号):特開2001-099945
出願日: 1999年09月30日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】 切羽掘削に支障を与えることなく、切羽前方の地質構造の3次元的評価を可能にする切羽前方探査装置を提供すること。【解決手段】 切羽掘削により発生する発振点17から振動が発生し、切羽前方の断層51に反射してトンネル1内へ戻ってくる振動波を、トンネル壁面の複数の受振点7で測定する。複数の発振点17と受振点7の組合わせから複数の測定波が得られる。受振点7で測定した波形をトモグラフィ解析して切羽前方の地盤の速度分布を算出する。切羽前方で設定された複数の格子点61を用いて、測定された発振点17から格子点61を介して受振点7に到る波形101、102,103に対して、それぞれ算出された理論的伝播時間Tsr1、Tsr2、Tsr3だけシフトし、シフトした波形201、202、203の振幅を、例えば0.01秒間隔で足し合わせる。足し合わせた波形の振幅の大小に基づいて、切羽前方の地質構造の3次元評価を行う。
請求項(抜粋):
切羽の前方を探査する装置であって、トンネルに設けられる複数の受振点および発振点と、前記発振点から発せられ前記受振点で受振された波形をトモグラフィ解析して切羽前方の地盤の速度分布を算出する手段と、切羽前方に仮定された複数の格子点に対して、前記速度分布と、前記発振点から発せられ、ある格子点で反射され受振点で受けられた波形とを基にして、切羽前方の地質を推定する推定手段と、を具備することを特徴とする切羽前方探査装置。
IPC (2件):
G01V 1/28 ,  E21D 9/06 301
FI (2件):
G01V 1/28 ,  E21D 9/06 301 P
Fターム (7件):
2D054AC20 ,  2D054GA06 ,  2D054GA15 ,  2D054GA25 ,  2D054GA61 ,  2D054GA81 ,  2D054GA91
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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