特許
J-GLOBAL ID:200903010061168991

酸化物超電導体、その製造方法およびその熱処理炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 脩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-275559
公開番号(公開出願番号):特開2004-107178
出願日: 2002年09月20日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】酸化物超電導体の溶融法において酸化物超電導体の試料融液中の酸素濃度が所定値以下となった後に結晶の成長を開始させることにより、超電導遷移温度の高い酸化物超電導体を作製する。【解決手段】主な金属元素がRE、Ba、Cuからなっており、REBa2Cu3O7-x相中に、平均粒径が10μm以下のRE2BaCuO5相またはRE4Ba2Cu2O10相が微細に分散した単結晶状のRE-Ba-Cu-O系超電導体は超電導体全体にわたって超電導遷移温度が94K以上である。この超電導体は、原料混合体の溶融開始からシーディング開始までの間に融液中の酸素濃度を十分低下させ、その後結晶の成長を開始させることにより作製する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
主な金属元素がRE(REはYを含む希土類元素のうちの1種類または2種類以上の組み合わせ)、Ba、Cuからなっており、REBa2Cu3O7-x相(結晶構造が同じで、部分的または全体にREとBaの置換がある場合も含む)中に、平均粒径が10μm以下のRE2BaCuO5相またはRE4Ba2Cu2O10相(いずれも結晶構造が同じで、部分的または全体にREとBaの置換がある場合も含む)が微細に分散した実質的に単結晶状であり、かつ原子数比で全REの50%以上がNd、Sm、Eu、Gdから選ばれた1種または複数種からなるRE-Ba-Cu-O系超電導体であって、 溶融法による製造工程において融液中の酸素濃度を制御して作製されてなることを特徴とする酸化物超電導体。
IPC (4件):
C01G3/00 ,  C01G1/00 ,  C30B29/22 ,  H01B13/00
FI (4件):
C01G3/00 ,  C01G1/00 S ,  C30B29/22 501B ,  H01B13/00 565D
Fターム (25件):
4G047JA02 ,  4G047JB03 ,  4G047JB04 ,  4G047JC02 ,  4G047KA01 ,  4G047KC05 ,  4G047KC06 ,  4G047LA01 ,  4G047LA02 ,  4G077AA02 ,  4G077BC53 ,  4G077CD10 ,  4G077EA07 ,  4G077EG21 ,  4G077EG25 ,  4G077MB14 ,  4G077MB21 ,  4G077MB35 ,  5G321AA02 ,  5G321AA04 ,  5G321CA02 ,  5G321DB28 ,  5G321DB46 ,  5G321DB47 ,  5G321DB48
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 酸化物超電導体及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-086092   出願人:株式会社イムラ材料開発研究所
  • 特開平3-265516
  • バルク酸化物超電導体の作製方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-065900   出願人:財団法人国際超電導産業技術研究センター, イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
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